どうぶつえん日記

2010年のどうぶつえん日記

マイペースで頑張ってます  12月22日

カリフォルニアアシカの♀のテンが9月10日に亡くなってから、はや3ヶ月半が経ちました。 人間の年齢に直せば30〜40代とまだ若く、♂のクーとの交尾も確認され、来年には待望の赤ちゃん誕生か?と期待も膨らんでいた矢先の出来事でした。 テンの死亡により、重責を担わなければならなくなったのが、今まで少し存在感が薄かった(?)ショコラです。 テンの様にアクロバティックな動きが出来ず、覚えているのが10種類程度と少ない彼女はテンの穴を埋めるべく色んな動きの練習中です。 お客様の少なくなるこの時期が練習にはもってこい。どちらかと言えばおっとりマイペースなショコラの一生懸命な姿を、どうぞご覧下さい。 (水谷 真紀子)

ミサゴの写真 ミサゴの写真 飛ぶミサゴの写真

アユが産卵しました  12月21日

 今年もアユが産卵しました。郷土の水辺の下流の水槽のアユたちが水底の砂利のところを群れをなして泳ぎ回っていました。 しばらく見ていると、アユたちのところで水が白く濁りました。産卵、放精が行われたようです。 周辺にはその卵を食べようと、ニゴイなど他の魚も集まっていました。アユの色がなんだか汚いですが、これは秋に性成熟すると現れる橙と黒の特有の婚姻色で、「さびあゆ」と呼ばれます。 産卵を終えると弱って死んでしまいます。 これから少しずつ死んでいく魚を取り上げるのは悲しいですが、アユはたった1年で一生を終えてしまう魚なのです。(那須田 樹)

ヒョウモンガメの赤ちゃんの写真 ヒョウモンガメの赤ちゃんの写真2

起きて、アライグマ!  12月11日

アライグマは夜行性の動物です。日中は寝ていることが多いです。つまり、展示している時間は寝ていることが多いです。隅の方で丸くなって寝ているので、よく分かりません。でも、見つけた時は「あ!いた!」と、ちょっと嬉しくなります(笑) 寝姿も可愛いですが、寝てばかりいてもアライグマの魅力は伝わりません。そこで、日中も少し起きてもらうために、フィーダー(給餌器)を取り付けました。竹筒の中に餌(固形飼料)を入れて擬木から吊り下げてありますが、さすがに手が器用!すぐに餌を取ってしまいます。取り終わったら寝てしまうかと思いきや、アライグマは寝ずに起きています。もしかしたら、フィーダーに餌を入れてもらうのを待っているのかもしれません。珍しく起きているアライグマを是非見に来て下さい。タイミングが良ければ、フィーダーにしがみついているアライグマを見れますよ!(小倉 康武)

アライグマの写真 アライグマの写真2

何の動物が乗るのかな?  12月11日

「南米の森」のヘビ展示室のディスプレーを現在、大規模に改修工事をしています。今まで使用していたものは、約5〜6年経過し、老朽化していたというのも、理由の一つです 。新しく作製している木組み等は、かなり強固で頑丈にしてあり、ちょっとした重さが乗ったぐらいでは、びくともしません。 実は、もう一つ理由があるのですが、残念ながら今ここでお話することは控えさせて頂きます。 この答えは、来年早々に、皆さまにお見せできると思います。それまで、是非楽しみに待っていて下さい。 レインボーボアとマタマタは、通常通り展示します。(答えのヒント=その動物が、新しい木組み等を利用してくれると良いのですが?) (田中舘 憲橘)

南米の森の写真 南米の森の写真2

コモンリスザルの大好物  12月8日

卵はリスザル達が大好きな餌の一つ。 いつも「ゆで卵」にして与えていますが、先日、餌の運搬中に落として割ってしまい、捨てるのはもったいないので「生」のまま与えてみました。 初めてでしたが、リスザル達は割れた卵を見るなり大騒ぎ!!キーキー互いを威嚇し合いながら束の間の争奪戦の末、無情にも卵はすべり落ち、床に飛び散ってしまいました。 間髪を容れず、床に飛び降りたリスザル達、卵が無くなるまでずっと食べ続けました。 ずるずる吸い込むように飲んだり、手に少しずつ付けてなめたり、食べ方は様々。今回は、その時に撮った画像の中から面白いものを一部紹介します。(滝本 薫)

リスザルと生卵の写真 リスザルと生卵の写真2

ミサゴのみっちゃん  12月8日

バードストリートのタカ舎にミサゴの「みっちゃん」がいます。ミサゴは本来、上空から魚を探し、見つけると勢いよく水に飛び込んで捕まえるという迫力のある狩りをするタカです。 しかし、このみっちゃんはうまく飛ぶことができないため、地面にいることが多いです。掃除やお食事ガイドの時にお客さんが見やすいように飼育員に抱っこされ、 止まり木に乗せてもらうみっちゃんにはタカらしい迫力は感じられませんでした。しかし、そんなみっちゃんも最近になって少しずつ飛べるようになってきました。 今では進んで止まり木に止まるようになり、お食事ガイドでは少し高いところにある餌台まで自ら飛んで行きます。高い止まり木に止まって下を見渡すみっちゃんは今までと違い、 タカらしくかっこよく見えます。ピィピィと可愛らしい声で鳴くのでお客さんにはよく「可愛い」と言われていましたが、今度からは「かっこいい」と言ってもらえるはずです。ぜひ見に来て下さい。 (山本 裕一)

ミサゴの写真 飛ぶミサゴの写真

ヒョウモンガメが孵化しました。  12月6日

7月25日に産卵したヒョウモンガメの卵が孵化しました。30.5℃で管理していた卵のうち1つが11月14日にひびが入り、翌15日に孵化しました。 孵卵期間は114日でした。孵化直後は26.5gで、未だ卵黄がおへそから飛び出した状態でしたが、一週間ほどで卵黄を吸収し、元気に歩き回り小松菜を食べ始めています。 卵の中は狭いので、孵化直後は卵にあわせて甲羅がゆがんでいますが、だんだん丸いドーム型になっていきます。11月29日には、2頭目も孵化しています。 寒い日本の冬は仔ガメが暮らすには厳しいため、すぐには展示できませんが、園内のどこかでお見せしようとたくらんでいます。どうぞお楽しみに!  (野田 英樹)

ヒョウモンガメの赤ちゃんの写真 ヒョウモンガメの赤ちゃんの写真2

キリンに4頭目の赤ちゃん誕生  12月6日

 すでに新聞等でご存じの方もいると思いますが、11月22日にキリンのジェブ(♂)とイザベル(♀)の間に、4頭目となる♂の子どもが産まれました。  生後約2週間が経ち、体つきも徐々にしっかりしてきましたが、まだ、授乳するとき以外は、一日のほとんどを座って過ごしています。  寝室の角がお気に入りの場所のようで、そこに座っている事が多いのですが、以前産まれた3頭も同じ場所に座る事が多かったので、あの場所には、キリンが落ち着く何かがあるのかなぁ…と思いながら見ています。  一般公開はもう少し先になりますが、その際にはかわいい姿をぜひ見に来ていただきたいと思います。 (山下 義裕)

キリンの赤ちゃんの写真 キリンの赤ちゃんの写真2

動物園のクリスマス  12月3日

街を歩くとクリスマスソングが聞こえてくるようになりました。イルミネーションが彩られ、気分が高まりお買い物袋を沢山持った人達が見かけられるようになりましたね。 いしかわ動物園でも、クリスマスムードを演出する為に正面ゲート前にイルミネーションやクリスマスツリーを設 置しました。寒い冬を元気に過ごす動物たちにぜひ、会いにおいで下さい。雪が降る動物園もとても素敵です。暖かい服装でお 越しください。今年の冬は大切な人といしかわ動物園へ・・・ 動物たちが、とびっきりの笑顔をくれるかも! (総務課 穴田 博子)

クリスマスツリーの写真 クリスマスツリーの写真2

ラッシュアワーの袋   12月1日

オオカンガルーの写真 オオカンガルーは有袋類という哺乳類のグループの一員です。通常、袋では1頭のアカンボウが成長するのですが、 今年、2回もアカンボウが別の母親の袋に入ってしまう事件が発生しました。うちのオオカンガルーでは初めてのことなので、最初は、アカンボウがいなくなったと大騒ぎ。あちらこちら探して見つからず、カラスにでも持っていかれたのではとあきらめていたところ、どうも別の母親の袋が異常に大きくなっていることに気付いたのです。2頭入った袋はパンパンで、足が4本出ています。このままでは、アカンボウや母親に悪い影響が出るだろうということで、大の男4人がかりで、やっとのことで、アカンボウを戻すのに成功しました。 (滝沢 均)

ペンギンのお散歩  12月1日

毎年恒例ふれあい広場の冬のイベント「ペンギンのお散歩タイム」が11月20日から始まりました♪ 毎年11月の後半から4月の前半くらいまでの期間を毎日午後1時から1時30分まで人に慣れている5羽のマゼランペンギンを広場の前に出しています。 この5羽のペンギンは人工育雛といって人の手で育てられたペンギンなので大変人に慣れていて、名前はペン、キン、ギン、ドク、ジャイアンといいます。 他のペンギン達は自然に育ったペンギンなので人に対して警戒していて広場に出てきても餌をもらったらすぐにプールのある展示場に戻ってしまうので驚かせないでそっと見てあげて下さいね。 お散歩タイムの時は人に慣れてるペンギン達と記念写真を撮ったり間近で観察をして楽しんでいってください。  (卜部 倫昭 )

ペンギンのお散歩の写真 ペンギンのお散歩の写真2

落ち葉の季節  11月28日

マーラの展示場には毎年、この季節になると落ち葉がたくさん積もります。掃いても掃いても、次から次へと落ちてきます。 正直嫌になります。ある日、掃いた落ち葉をそのままにしておいたところ、何を思ったのか集めた落ち葉にマーラが頭を突っ込んでゴソゴソしていました。 「餌探しているのかな?」そう思って、翌日落ち葉を掃き集めた中に、いつも与えている餌(固形飼料)を入れてみました。すると、思った通りマーラは頭を突っ込んで餌を食べました。 その日以来、マーラは集めた落ち葉に餌が入っていようが入って無かろうが頭を突っ込むようになりました。 先日、マーラの展示場にフィーダー(給餌器)を取り付け、あまり動かないマーラが動くようになったところです。掃き集めただけの落ち葉でもフィーダーと同じ効果があるようです。 それに、頭に落ち葉をくっつけたマーラは、ちょっとマヌケで笑えます。また、来年も落ち葉掃除を嫌がらず楽しもうと思います。 (小倉 康武)

マーラと落ち葉の写真 マーラと落ち葉の写真2

デリケートな魚  11月27日

   郷土の水辺では展示する魚類を充実させるために、小松市の木場潟で定置網採集をしています。 6月にはカムルチー(朝鮮半島からの移入種)などを採集し、展示しました。11月にはワカサギがたくさん獲れたので石川の潟の水槽に展示しました。ワカサギはメタリックなウロコの輝きがきれいな魚ですが、体が傷つきやすく、やさしく扱わないとすぐに弱って死んでしまうデリケートな魚です。ですから定置網からあげるときに網にあたって体表を傷つけないように水ごとすくうなどして細心の注意を払って持ち帰りましたが、展示するまでにかなりの数が死んでしまいました。また、気も弱いのかエサをあげても他の魚の勢いにおされてなかなかエサを食べられません。過去に何度か展示してきましたが長期間展示できたことはなく、飼育は難しい魚です。できるだけ長く展示できるようにしていきたいと考えています。 (那須田 樹)

ワカサギの写真 定置網の写真

動いてマーラ!  11月24日

  マーラを見て下さるお客様から「動かないねぇ」という声をよく聞きます。確かにあまり動きません。でも、写真は撮りやすいです(笑)それなら、動かないマーラを動かそう!と思ってフィーダー(給餌器)を取り付けました。竹筒の中に、いつも与えている餌(固形飼料)を入れ、マーラが竹筒を揺らせば餌が落ちてくる簡単な仕組みのものを取り付けました。どんな反応するのか楽しみにしていましたが、臆病なマーラは竹筒に近づきもしません。しかし、1週間もすると慣れてきたのか1頭が竹筒を揺らし餌を食べることができました。1回分かれば大丈夫そうで、その後はよく揺らすようになり、動いてくれる時間が増えました。現在フィーダーは2つ取り付けてあります。動いているマーラを、是非見に来て下さい。 (小倉 康武)

マーラとフィーダーの写真 マーラとフィーダーの写真2

ドングリ図鑑  11月21日

園内にはコナラ、アベマキ、クリ、マテバシイ、スダジイなどの木がたくさんあります。 調整池の周りの散策路を歩けば、ポケットの中はこうした木の実(ドングリ)でいっぱいになるはずです。 拾ったドングリを調べてみると、大きさや形もさまざまで、中には虫の仕業なのか穴の開いたものや発根したものなども見つかりました。 (学習センター 山本 邦彦)

ドングリの写真 穴あきドングリの写真 発根ドングリの写真

クサガメバトル2!! 11月19日

今日下流の水槽に、また新しくオス♂のクサガメを展示しました。 他の2頭に比べると、体はまだ小さいです。他の2頭はどちらともメス♀なので、また色々な動きが見れるのではないかと楽しみにしています。 ところで、クサガメバトル2とありますが、以前に新しく♀を入れた時に、昔から展示されていたエリザベス♀が縄張りを主張してかよく攻撃をしかけていたため、その様子をバトルと呼んでいたのですが、今回新しい♂を入れたのでまたバトルが始まるのではないかと思っていると、案の定入れた途端にエリザベスが攻撃をしかけに行きました。 体の大きさがまだ小さい♂に対していきなり噛みつきに行ったのですが、しばらく攻撃をしかけると形勢逆転!♂がエリザベスを追いかけまわし始めました。これは今までにはない状況で驚いていたのですが、その後もエリザベスが攻撃したり、されたりと攻防を繰り広げていました。前の♀とは違い、体が小さくてもさすが♂というところでしょうか。 クサガメも3頭に増えてますますにぎやかになったので、また彼らの様子を見にぜひ足を運んでください。  (横川 友恵)

クサガメの写真 クサガメバトルの写真 クサガメバトルの写真2

謎のクシャミ  11月4日

バードストリートの真ん中辺りにミミキジがいます。このミミキジに最近不思議なことがありました。夕方5時過ぎになるとクシャミをするのです。 日中はしていなくても、5時過ぎて薄暗くなると1羽がクシャンと始めて、気が付くと4羽全部がクシャン、クシャンとやっています。初めて見た時は何かの伝染病では?と心配したのですが、 どうもそうではなく、みんな元気そうで餌も良く食べるし、夕方だけクシャミをするので、ただ寒いだけかもしれません。獣医さんに相談しても???です。 病気でないのならほっといてもいいのですが、つい気になってしまって、5時過ぎになるとミミキジの前で待機してしまいます。この現象については今もスタッフ内で検証しているところです。 (田島 一仁)

ミミキジの写真 ミミキジのアップの写真

しばらく、さようなら  11月4日

リクガメ(ケヅメリクガメ♂・♀、ヒョウモンガメ♂・♀)は11月3日をもって、いったん展示終了となりました。アフリカに生息しているカメなので外は寒くて今の設備では到底生きていけません。ですから、室内の暖房設備が整った場所に引っ越しました。 展示することができないのは残念ですが、来年の春またふれあい広場に会いに来て下さい。今年は餌やり体験などでたくさんのお客様とふれあって頂き、大活躍のリクガメたちでした。また、2種共に産卵したので、来年にはもしかすると可愛い赤ちゃんガメを展示できるかもしれません。  (藤井 匠也)

ケヅメリクガメの写真 ヒョウモンガメの写真

「あんた、だれ?」 11月3日

私はこれまでの爆発頭を4〜5pほど散髪して、角刈りっぽく短くしました。すると、ゴマフアザラシのチーチョ(メス24才:写真右)がエサを与えている途中で逃げるようになり、ひどい時にはそばに寄ってこなくなりました。他のアシカやアザラシはちゃんとそばまで来て手渡しでエサを食べてくれるのに、なぜチーチョだけが・・・  以前、私はネコ科の動物の担当をしていました。その時も散髪するたびにライオンやトラに「だれや!おまえ〜」と言わんばかりに吠えられ、にらまれ、シュート内(動物を移動させるための通路)で立ち止まって動かずと新人飼育係のような扱いをされました。  今回チーチョだけなのは、他のアシカやアザラシはエサしか見ていないだけなのか?私とチーチョの関係がそんなに慣れていなかっただけなのか?理由は分かりませんが、チーチョには気長に覚えてもらえるのを待とうと思います。動物を飼っているみなさん、くれぐれもイメチェンにはご注意を! (小池田 茂宣)

長い髪型の写真 短い髪型の写真 ゴマフアザラシの写真

メロン偽妊娠でした  10月28日

「祝!メロン出産!」本当はこう書きたかったのですが、残念ながらメロンのお腹の中には赤ちゃんはいなかったようです。 結果的には偽妊娠だったということになりました。 3月、4月に交尾を確認し、寝室に巣箱を設置して、巣材を置いてみるとメロンは巣箱に巣材を運び「巣作り」を始めて、体重を計れば少しづつでも確実に増えていき、 出産予定日(平均的な妊娠期間で交尾日から数えて128日後)近くになると、巣箱に1日中入っている日も多くなりスタッフの期待も大きくなっていたのですが・・・。 過去のデータによる最大妊娠期間を過ぎても生まれてくる気配は無く、体重を計るとピーク時から1キロ減っていました。 というわけで、メロンは太っただけ(笑)でした。それでも巣箱は気にいったらしく笹の葉を運んでは今でも巣箱に入っています。メロンの日々の変化に一喜一憂した半年間でした。 (小倉 康武)

レッサーパンダの巣箱の写真 レッサーパンダの巣箱とメロンの写真

お昼寝タイム? 10月24日

決してお仕事をサボっているわけではありません。チンパンジーの屋外展示場に設置されているハンモックですが、 来園者のみなさんがチンパンジーを観察しやすくなるように高さや角度を調整しているところです。 人がチンパンジーの代わりにハンモックに乗って、来園者からの見え方を確認して位置を決めます。 もちろん動物の乗り心地も確認します。来園者の目線から展示を考えていくことも飼育係の大切な仕事なのです。(濱野 沙織)

お昼寝タイム?の写真 ハンモックの写真 ハンモックの写真2

オリーブオイルでお手入れ  10月21日

アジアゾウのサニーの健康管理の1つに爪の健康チェックを毎日行っています。3t以上もの体を支えるために爪のチェックは重要です。 人間と同じ様に伸びた爪を切ったり、削ったりきちんと管理しないと歩行困難となり病気やけがの原因にもなります。 特にこの時期(秋)は、日常のチェックの他に空気が乾燥するため、爪やその周辺がひび割れをおこしやすいので、人間のハンドクリーム代わりにオリーブオイルを塗っています。 サニーの足元をチェックしてみて下さい。 (坂牧 朝仁)

サニーの爪の手入れの写真 サニーの写真

クサガメバトル!! 10月19日

郷土の水辺の下流の水槽にはクサガメが展示されているのですが、以前からいたエリザベスに加え新たにもう1匹クサガメを展示しました。 今まで、広い水槽を1人占めしていたエリザベスですが、新しいクサガメが加わったことで、よく縄張り争いをするようになりました。 水槽内でお互いの姿を確認すると、バトルが始まります。首を勢いよく突き出したり、振り回したりと互いに威嚇し合っています。 今のところエリザベスが優位で、連戦連勝中です。バトルが終わった後のエリザベスの勝ち誇った姿がとてもおもしろいです。 ぜひ2匹のバトルを見かけたら、よく観察してみて下さい。 (横川 友恵)

クサガメ対決の写真 クサガメ対決の写真2 クサガメのエリザベスの写真

石ころ動物園(水辺バージョン)開園中  10月17日

アシカ・アザラシたちのうみからサルたちの森へ向かう途中に「石ころ動物園」があるのをご存知でしょうか?いろいろな形の石に動物たちが描かれ、展示されています。10月10日のサンデースクールでは参加者のみなさんに水の中の生き物をストーンアートで作ってもらいました。 図鑑などを見ながら、みなさん集中して作っていました。早く仕上げた子どもたちは2個、3個と作り、自信作もできたようです。水の中の生き物を描くのは難しいという感想もありましたが、参加者みなさんから楽しかったという感想をいただきました。作ってもらった石ころ動物たちは、動物学習センターに設置された水槽の中に展示しています。ぜひ、ご覧ください。(濱野 沙織)

石ころ動物の作成の写真 石ころ動物園の写真

モルモットの赤ちゃんが産まれました。 10月16日

9月30日にモルモットの赤ちゃんが4頭産まれました。モルモットの場合、産まれたときから毛が生えており、目も開いていてチョロチョロとよく動き回ります。 大人個体のミニチュア版です。産まれて4日目にはお乳を飲みつつ、リンゴをかじったり草を食べ始めたりもします。 10月6日から、なかよしハウスでのふれあいデビューにむけて人慣れさせる為に、母親と子供の展示を始めました。 子供達は、よく草の中や、巣穴の中に入ってお母さんの後ろで隠れていることが多いですが、今だけの小さくてかわいい姿をぜひご覧ください。(高島 裕美)

モルモットの子の写真 モルモット親子の写真 モルモット展示小屋の写真

飛ばないワケ  10月12日

 ホオジロカンムリヅルは「アフリカの草原」でアミメキリン、グレビーシマウマと混合飼育されています。 名前の通り、ホオが白く頭にカンムリのような毛のはえた美しいツルの仲間です。お客様から時々こんな質問を受けることがあります。 「なぜこの鳥は飛んでいかないんですか?」と。当然普通の鳥が、屋根もない所にいれば飛んで行くに決まっています。答は簡単なんですが、 鳥が飛ぶのに最も重要な風切羽を片方の翼だけ切り落としてあります。バランスもとれなくなり飛ぶことは出来なくなります。 ハサミで簡単に切ることが出来、痛みもありません。人間が爪を切るようなものです。ただし、また徐々にはえてくるので3ヶ月に1度位は切っています。 (高桑 省吾 )

カンムリヅルの写真1 カンムリヅルの写真2

故・内本浄氏のトキの洋画を掲示  10月7日

 10月3日、トキを描いた洋画の寄贈を受け、園内レストラン「サニー」の壁面に掲示しました。また、知事からの感謝状を内本悦子さんら故人のご家族に伝達しました。  内本浄氏(昭和17〜平成8)は、木場潟のほとりに住み、白山を描く画家として著名な洋画家でした。寄贈された絵は、「朱鷺 WHAT’S THINKING」。平成3年制作の大作です。絵に描かれているのは、本州最後のトキ、能里です。中央の黒い物体は、地球。トキの滅亡が迫る中、自然保護の闘志でもあった内本氏が、危うい地球の前途を憂い描いたものです。 私自身、故人と若い頃から親交があったので、この絵を動物園で見ることができることに、大変感慨深いものがあります。トキの復活への取り組みが進む中、多くの方々に、この絵の意味を考えながらご覧いただきたいと思います。  (注:レストランの冬季閉店中は、事務所棟に掲示する予定です) (園長 美馬秀夫)

トキの絵の写真1 トキの絵の写真2

ヒョウモンガメの卵 その後   10月3日

7月25日に産卵したヒョウモンガメが9月26日に2回目の産卵をしました。今度は展示場で穴を掘って8個の卵を産みました。 1回目に比べて少ないので、ひょっとしたらまだ残っているかもしれませんが、レントゲンを撮りすぎるのも良くないのでしばらく様子を見ることにします。 前回の産卵で得られた15個の卵は、残念ながら無精卵が多いようですが、発生が進んでいるものもあります。 検卵(光を当てて中を確認すること)をしてみると、血管が網目のように張り巡らされ、小さい仔ガメの影も見えるようになってきています。 約60日経過しているので、ちょうど半分たちました。この後徐々に卵の中は真っ黒になっていき、あと2カ月で孵化する予定です。 (野田 英樹)

検卵の写真 ヒョウモンガメ穴掘りの写真

一丁前にカンガルー跳び   9月28日

オーストラリアの平原では、現在オオカンガルーの2頭の赤ちゃんがすくすくと成長しており、お母さんの袋からの出入りをご覧になった方もいると思います。 実は同期にもう1頭の赤ちゃんがいたのですが、お母さんの袋から落ちてしまい途中から人工哺育に切りかえました。 赤ちゃんは犬用ミルク(乳糖分解酵素を添加)で日に日に成長しています。お気に入りのエコバックを見つけると、その中にもぐりこんでくる姿は、やはりカンガルーなんだなぁと改めて感じてしまいます。 最近では身体づくりのために日光浴や運動などもさせています。芝生の上ではちょっと離れただけで、私の後を一丁前にもカンガルー跳びをしながら懸命に追いかけてくるようになりました。 とても可愛らしい写真を撮ってもらいましたので、ここに紹介してみたいと思います。いつかオーストラリアの平原でも力いっぱい走れますように・・・(動物病院 北川 和也)

現在のカンガルーの写真 カンガルー跳びの写真

ムササビがナイトズーに初登場   9月22日

9月18日のナイトズーにムササビ2頭(雄雌各1頭)を初めて展示しました。雄は昨年8月に、雌は今年の4月に保護され、共に人工哺乳で育ちました。 夜行性のため、昼間はほとんど巣の中で寝ており、暗くなると活発に活動します。リスの仲間で、モモンガと同じく滑空するための皮膜を持っています。 展示場に出したときは、初めての場所にとまどっているのか、飼育舎のてっぺんでじっとしていましたが、暗くなるにつれて動き回るようになりました。 滑空とまではいきませんでしたが、枝から枝へのジャンプを披露してくれました。10月9日、10日のナイトズーでは、さらにいい動きを見せてくれると思います。 (動物病院 大井 毅)

夜のムササビの写真 ムササビ葉食べる写真

カピバラの同居 その2  9月17日

カピバラのナミの写真 カピバラの「ナミ」が妊娠している可能性があるため、しばらく雄の「セン」と離して仕切柵の隣にいる「タラ」と「ワカメ」の中に「ナミ」を入れて3頭で同居させてうまくいかないだろうか?と、 いう試みでしばらく3頭を一緒にさせていました。様子を見て3頭とも仲良くトラブルもないように見えたので同居は成功!あとは赤ちゃんが産まれてくるのを待つだけだ! 一安心・・・と、思いきや最近になっていきなり「ワカメ」が「ナミ」に対して攻撃をするようになってしまったのです。主に餌を与えている時に 「ワカメ」が餌を一人占めにしたくて「ナミ」を追い払ったり、追いかけまわして威嚇行動をとるように見えました。このまま攻撃が激しくなれば赤ちゃんにも影響すると考え、 3頭同居を止めてまた元のペア同士に戻しました。課題はまだありますが今のところは無事に赤ちゃんが産まれてくることを願って見守りたいと思っています。 (卜部 倫昭)

タマリン・ジャンボ♂パンナ♀展示室が、元の広さに戻りました。 9月17日

2008年11月から約2年間本来の展示室を2部屋に分けて展示していました(2008年当初は、人工哺育で育ったポロン♂を裏側で飼育するよりは、 沢山のお客さんに見てもらいたいという思いで、2部屋に分けた展示が始まりました。)が、先月の8月16日ジャンボ♂とコロナ♀のお見合いを行い、 新しいペアが出来たことを踏まえ、展示室を元にもどすことになりました。今まで愛嬌をふりまいてくれたポロン♂は、再び裏側で飼育することになりました。 皆さんと会える日が来るまで、しばらくの間「さようなら」です。 新しいペアのジャンボ♂14歳とコロナ♀0歳は年齢差があり、 コロナはまだ、ジャンボと遊んでいる事が楽しくて仕方がないようで 、しっかりとしたペアになるまでには、少し時間がかかりそうです。 ゆっくりと見守っていきたいと思います。(田中舘 憲橘)

旧展示室の写真 新展示室の写真 タマリンのポロンの写真

テンの人工哺乳  9月1日

哺乳類の赤ちゃんが動物園に保護されて来て、ミルクを与えて育てることがあります。 同じ哺乳類といっても、種類によって育てるのが簡単なものと難しいものがあり、テンについては、当園でうまく育った例がほとんどありませんでした。 しかし、今年は保護された3頭の兄弟が離乳まで元気に成長しました(残念ながら夏に1頭死亡)。 佐渡で野生復帰ステーション順化ケージのトキを襲い、すっかり悪役のイメージが定着したテンですが、たいへん人になれて、飼育室を掃除している職員の肩に乗ったり、 長靴の中に入ろうとしたり、かわいい仕草を見せてくれます。 人に馴れすぎてしまって野生復帰は難しいので、他の動物園に貰われていく予定です。下の左の写真は搬入時の3頭のテン、右の写真は現在のテンです。(動物病院 大井 毅)

収容時のテンの写真 現在のテンの写真

夏休み工作教室 8月31日

8月の毎週土曜日に夏休み工作教室を行いました。石に好きな動物を描いてもらうストーンアート作りやプラスチックの板に絵を描いて、オーブンで焼くキーホルダー作り。 ふれあいひろばにいるヒツジのモコの毛を使って作るヒツジ人形作り。本物の毛の軟らかさや油っぽさにびっくりする参加者が多かったです。 オリジナルうちわ作りでは作りやすいように動物のぬりえを準備しました。思い思いに色を塗り、小さなお子さんも楽しめたようです。 もちろん自分で絵を描いて素敵なオリジナルうちわを作っている参加者もいました。 動物の絵を描いたり、動物を作ることでさらに動物に興味を持ってもらえたと思います。 家族での参加が多く、楽しみながら一緒に作ることで夏のいい思い出ができたのではないでしょうか。(濱野 沙織)

手作りうちわの写真 手作りキーホルダーの写真 手作りヒツジ人形の写真

ジュズカケバトのヒナ  8月29日

7月20日にジュズカケバトのヒナが2羽産まれました。 ジュズカケバトはこれまで、産卵は何回もしていたのですが、無精卵ばかりだったので、今回もおそらく無精卵だろうとそれほど注意して観察していませんでした。 しかし、7月20日に巣皿を見てみると孵化したばかりのヒナが2羽いてとても驚きました。 初めは小さかったヒナですが、日に日に大きくなり、1ヶ月後には親鳥とほぼ同じ大きさにまで成長しました。 巣立ち後も親鳥は心配そうに常にヒナのそばにいましたが、最近ではそのような様子も見られなくなりました。 まだジュズカケバトの特徴である首の後ろの黒い模様ははっきりとはしませんが、このまま順調に成長してくれればと思っています。 (山本 裕一)

ジュズカケバトのヒナの写真 ジュズカケバトの若鳥の写真

ペンギンのヒナ初泳ぎ  8月27日

今年の6月8日に孵化したマゼランペンギンのヒナ1羽が2カ月たった8月15日にようやく寝小屋から展示場に初めて出てきました。 その日の10時30分の「お食事タイム」の時に他のペンギン達にまぎれて、そしらぬ顔をして出てきていたのが驚きました。 プール掃除の後プールに水を貯めている間に初泳ぎをしていたのですが、まだまだ泳ぎ方はへたくそで大人のペンギン達にぶつかって怒られていました。 数日たつと泳ぎもうまくなり楽しそうに泳いでいます。ぜひこの愛らしい姿を見に来園してください。(卜部 倫昭)

マゼランペンギン若鳥の写真 マゼランペンギン若鳥の写真2

「チンパンジーの丘」に消火ホースのハンモックを取りつけました  8月27日

ハンモックの写真チンパンジーの丘の屋外パドックにある木製ジャングルジムに消火ホースで作ったハンモックを取りつけました。実はこのハンモックは、以前室内展示室で使用されていましたが、 いろいろな理由で、取り外されしばらくの間倉庫で保管されていました。それならばいっそのこと今年の猛暑を乗り切るために日よけとして使おうということで取りつけたところ、ナイト・ズーが開催される時間には、しっかりとハンモックとして利用していました。木の上で眠る本来の生活スタイルが再現できて本当にうれしい瞬間でしたが、前回同様見えづらいという課題も残りました。これからも少しずつ改良を重ねて、より楽しめる展示を目指していこうと思います。 (新谷 純弘)

授乳コーナー完成!!  8月20日

授乳室の写真ふれあいひろば横のレストラン「サニー」1階部分に授乳コーナーが完成し、 平成22年8月8日(日)からご利用いただけるようになりました。 もちろん無料となっていますので、多くの方々にご利用いただければと思っています。 授乳コーナーは冷暖房完備でベビーベッド1台と温水器も設置しています。 1人掛けのいす2台と折りたたみいす2脚も常設しておりますので、おつれのお子様もご一緒に休憩していただけると思います。(総務課  山田智之)

ワタボウシタマリンのお見合い  8月16日

今日、人工保育で育ったワタボウシタマリンのコロナ♀と、普段は展示していないジャンボ♂のお見合いを行いました。 ジャンボを小さめのケージに入れてコロナの部屋に置くと、すぐにお互い興味を示しました。 初めはお互いに舌をペロペロと出して、軽い威嚇をし合っているのかなと思いましたが、かといって攻撃姿勢に入る様子もなく、しばらくするとお互い自分の毛づくろいを始めるほどに落ち着いていました。 初めてのお見合いとしては上出来の結果となりました。今後も少しずつ一緒にいる時間を増やしていき、いずれは一緒に展示することができればと思っています。(横川 友恵)

タマリンの見合いの写真 タマリンの見合いの写真

新しい芸が増えたよ!  8月11日

今年のナイト・ズーの「アシカの食事ガイド」(19:30〜と20:40〜の5分間ほどです。) 目玉は、オスのクーの水中ジャンプ!!お客様のいるガラス面近くで水中からジャンプするとき、たくさんのアワがキラキラと光ってとってもきれいです。 実はナイト・ズーでのクーの水中ジャンプは今年初。クーは2008年12月19日に大阪の海遊館より来園しました。 海遊館では水中ジャンプをしていたのですが、来園から10ヶ月がたちクーに水中ジャンプの合図をだしてみると忘れていました。 そこで練習を始めること約2ヶ月間、14回目の練習で思い出すことができました。一瞬ですが、気合いを入れて泳ぐ本気のクーの姿を見に来てください。(小池田 茂宣)

クーの写真 ナイトズーの写真

自然クラブ ズーキッズ 自然の不思議体験 里山編 8月11日

8月1日(日)にズーキッズを実施しました。今回は動物園の近くの上徳山で活動をしました。「葉っぱをさがそう」というプログラムでは用意された5種類の葉と同じ葉を探してもらいました。 子どもたちが葉を見つける早さにすごく驚かされました。池の観察ではヒダサンショウウオの幼生を見つけることができ、虫眼鏡を使って観察をしました。 大きく見えるので足の指の数やえらがあること、どんな模様をしているかなど子どもたちはたくさんの発見をしたようです。 昆虫採集でもシオカラトンボやショウリョウバッタなどを捕まえて観察していました。 生き物たちとふれあうことで興味をもってもらい、これからも生き物のつながりを大切に考えてもらえたらと思います。(濱野 沙織)

昆虫採集の写真 昆虫採集の写真 サンショウウオ観察の写真

ヒョウモンガメが産卵しました。  7月31日

ふれあい広場にはオスメス各1頭のヒョウモンガメが暮らしていますが、6月から7月までは別居していました。 仲が悪いから・・というわけではなく、メスのお腹の中に卵があることが確認されたからです。 落ち着いて穴掘り産卵できるように、非公開の飼育場で様子を見ていましたが、1か月以上たっても産卵する気配がありませんでした。 そこで、獣医さんに相談して、産卵促進剤を注射してもらうことにしました。すると、7月25日に19個の卵を産みました。 うまく穴掘りができなかったために、そのうち4個は割れてしまいましたが、15個の卵は孵卵器に収容しました。 有精卵であればおよそ130日で孵化しますので、気長に待ってみようと思います。 (野田 英樹)

ヒョウモンガメのレントゲン写真 産卵シーンの写真

プレーリーの子供の名前が決まりました  7月28日

今年の3月13日に生まれたプレーリードッグの子供の名前が決まりました。 体が少し小さく毛色が少し灰色な子がグリ(写真左)、体が少し大きく毛色が茶色の子がグラ(写真右)です。実際に自分の目で見ても本当にそっくりなので、 写真だけでは違いが分かりにくいかもしれません。ちなみに、名前は有名な絵本の登場人物(?)から頂きました。この2つの名前を聞いてピンと来た人もいるかも知れませんね。 2頭共とても元気で、体の大きさも母親のリーと見間違うぐらいになってきました。元気に遊ぶ姿を、ぜひ見に来てください。(南都 慶介)

グリの写真 グラの写真

レッサーパンダ「メロン」の経過  7月19日

レッサーパンダのメロンの寝室に、巣箱を設置してから2ヶ月半経ちました。 設置してから1ヵ月くらいは巣箱に入らない日々が続いていましたが、しばらくして巣箱に入る回数が増えてきました。 「お、気に入ってくれたかな?」と思い、さらに巣材(笹の葉)を置いてみると最近少〜し巣箱に運ぶようになりました。 赤ちゃんを産む準備に取り掛かっているのでしょう。 メロンの体重も巣箱を設置した時から735g増えました。ますます期待が膨らみます! これで、ただ太っただけ…だったら笑うしかないですが、今後も期待しながら観察は続きます。 (小倉 康武)

レッサーパンダと巣箱の写真 レッサーパンダの巣箱の写真

森のカエル 7月13日

今年も、メダカたちの池の周辺の木の上に白い泡の塊が出現しました。これはモリアオガエルの卵の塊です。 その名のとおり森に棲むカエルで、産卵期以外はなかなか見つからないカエルです。 しかし、産卵期(6月から7月)になると水辺に集まってくるので、雨の降った後の夜には、園内の通路でもよく見かけるようになります。 メダカたちの池に限らず、園内のサバンナの草原の池やカバの池などあちこちで観察できます。 この白い泡状のものは、親のカエルが粘液を出して泡立てたもので、孵化するまで卵を守る役割をしています。 1週間ほどして孵化したオタマジャクシは、雨が降るまで泡の中で待ち、雨で溶けて崩れ落ちる泡と一緒に下の池に落ちて泳ぎだします。 モリアオガエルは全国で数が減っている日本固有のカエルです。彼らの棲みよい環境を残してあげたいですね。 (那須田 樹)

モリアオガエルの写真 モリアオガエルの卵塊の写真

星に願いを! 6月21日

現在では年中行事本来の意味が薄れ、かって家庭や地域で行われていた行事がなくなりつつあります。いしかわ動物園では これらの行事の意味を伝えると共に来園者の方々に願い事を短冊に書いて頂き 動物園入口に設置された箱に投函してもらっています。 笹竹設置後は思い思いの願い事を書いて七夕飾りに結び付ける事ができます。 動物達へのメッセージ、感謝の言葉、自分の夢などいろんな願いをたくし・・・ みんなの願い かなうと良いね! 七夕の夜 きれいな星空が見えますようにと願うばかりです。ちなみに下の写真は昨年の参考画像です。 (穴田 博子)

過去の七夕飾りの写真 過去の七夕飾りの写真2

希少な魚、育成中です。 6月16日

 トミヨは夏でも水温が20℃以下の冷たい水を好む魚です。ですから、石川県では湧き水のあるところなど限られた場所にしか棲めません。 「いしかわレッドデータブック・絶滅の恐れのある野生生物」の中で、絶滅危惧T類(絶滅の危機に瀕している種)に指定されています。 しかも、寿命はたった一年。むやみに採集するわけにもいきません。そこで毎年採卵して繁殖させたものを展示しています。 今年も展示水槽で球形の巣を作ったので中の卵を取り出し、水カビ防止の薬浴をすると、無事に孵化して元気に育っています。 この子たちも大きく育ったら展示する予定です。(那須田 樹)

トミヨの写真 トミヨの巣の写真 トミヨの稚魚の写真

プレーリードッグのコドモが放飼場デビュー 6月15日

3月13日に生まれた2頭のコドモが6月2日、とうとう放飼場デビューしました。 といっても、カラスなどの外敵に襲われる危険性や外に出たまま戻ってこなくなってしまう可能性があったので、最初の3日間はドックケージに入れて様子見(左の写真)。 最初は警戒して出てこなかったコドモも、すぐに出てきて2頭ではしゃぎまわっていました。 そして6月5日、ドッグケージを外し本当の放飼場デビュー。コドモ2頭は最初警戒していましたが、他のオトナにつられて出てきて楽しそうに遊んでいます(右の写真)。 後は、収容時間になったらちゃんと中に入ってくるということを覚えてもらうだけです。 (南都 慶介)

プレーリードッグの子供の写真 プレーリードッグの子供の写真2

チンパンジーのジャングルジム 6月11日

「チンパンジーの丘」の屋外パドックに新しくジャングルジムが完成しました。 これまでは高い登り木が1本しかなく、上下の移動しかできませんでしたが、今回は、かねてから要望していたジャングルジムを作成しました。 こうすることで横への移動もできるようになり、屋外パドックの空間を広く利用できるようになりました。 最初は見慣れないジャングルジムに怖がっていた様子も見られましたが、今ではジャングルジムのてっぺんに登り、園内を見渡すおなじみの姿も見られるようになりました。 ジャングルジムで遊ぶチンパンジーたちの姿をぜひご覧になってください。(新谷 純弘)

新施設とチンパンジーの写真 新施設とチンパンジーの写真2

ヒョウのマウント  6月8日

 4月にリニューアルオープンしたヒョウ・ピューマ舎。3頭が交代でパドックにでています。 なれていなかった動物たちも、ようやく動きまわるようになってきたので、少し前から木に登ってもらう練習を始めていました。 3頭のなかで一番動き回っていて、エサへの反応がいいヒョウのオス、マウントが5月26日初めて上まで登ってくれました。 ガラス越しに下からのヒョウを見ることができましたが、今のところ、朝セットしたエサがなくなると登ってくれないようです。今後の動きに期待してください。  (小山 貴弘)

ヒョウのマウントの写真 ヒョウのマウントの写真2

ヘビのふれあい 6月1日

南米の森では、ときどきヘビのふれあいをしています。 なかなかふれあう機会がない動物なので、最初怖がっていた方でも最後には笑顔で触っていかれる事が多いです。 ヘビはぬるぬるしていると誤解している方が多いですが、実際はすべすべでとてもかわいい動物です!! 現在ふれあいで出しているヘビは、ボールニシキヘビのドラゴンと、コーンスネイクのチェリーです。 どちらのヘビも南米の動物ではないので普段は見えないところで飼育していますが、おとなしくて、とてもいい子です。 でも、ヘビの体調などの関係で毎日はできないので、出会えた方はラッキーです♪ (横川 友恵)

ヘビの写真 ヘビふれあいの写真 ヘビふれあいの写真2

レッサーパンダの巣箱  5月29日

レッサーパンダの恋の季節(繁殖期)は1月〜3月といわれています。この期間、タンタン(♂)とメロン(♀)を一緒にしていたところ3月31日に交尾が確認されました。 その後も一緒にしていると4月12日にも交尾が確認されました。これはいい感じ!もしかしたら!の期待を込めて産室となる巣箱を作り、5月1日からメロンの寝室に設置しました。 巣箱は高さ40cm、幅75cm、奥行き50cmのそこそこ大きな一品に仕上がりました。 が、今のところ中よりも上のほうが居心地いいみたいです(笑)メロンは産室として使ってくれるのかなぁ?と思いながら今日も観察は続きます。(小倉 康武)

レッサーパンダの写真 レッサーパンダの巣箱の写真

オオコノハズクの産卵 5月22日

 いしかわ動物園のオオコノハズクはもうずいぶん前からメスの「ミミ」1羽だけでした。そのミミに今年の4月おむこさんがやって来ました。 長野の茶臼山動物園生まれの「ムーン」まだ1才です。ミミは10才を超えているのでとても姉さん女房です。ほとんどおばあちゃんと孫です・・・ 正直あまり期待はしていませんでした。ところが、5月12日擬木の穴の中に卵が1つあるのを発見したのです。 今まで1度も卵を産んだことのないミミがこの年になって突然卵を産むなんて!これも○○の力でしょうか? 卵は5月21日の時点で3個あり、ミミは抱卵を続け、ムーンは穴の入口で番をしています。なるべく邪魔をせずそっと見守りたいと思います。(田島 一仁)

籠の中のオオコノハズクの写真 オオコノハズクのメスの写真 オオコノハズクのオスの写真

オランウータンパドックリニューアルオープン  5月9日

オランウータン新施設の写真4月29日、遂にオランウータンのパドックがリニューアルオープンしました。 限られたスペースの中ではありますが、ミニタワーを4本立ててロープを張り巡らせ、ブランコ、揺れ棒、タッチパネル給水装置、遊具の充実を図りました。 観覧通路は既存のガラス窓が縦横に大きくなり、新たに2ヶ所ガラス窓が増えてより見やすくなりました。 観覧通路からの給餌口も作り、ガラス越しに間近で餌を食べる姿が見られる様になりました。 遊具の説明は今後、順番に紹介して行きたいと思います。新しくなったオランウータンパドックを是非見に来て下さいね。(出村 哲)

カピバラ(センとナミ)の同居  5月4日

カピバラの「セン」のお嫁さんとしていしかわ動物園にやってきた「ナミ」との同居を先日行いました。 同居を始める前に柵越しでしばらくお見合いさせて相性を見ていたのですが、いざ同居となるといきなりケンカをする事もあるので数人で板で作った盾を持って見張っていました。 (ケンカをした時のカピバラは興奮して人に対して突進をしたり噛んでくることもあるので、それを防ぐために盾を持つのです。)2頭がお互いに近づいた時僕たちも身構えましたが、 いきなりケンカをすることもなく「セン」と「ナミ」はお互いに鳴き合ったり匂いをかいだりして仲良くしていました。それでも最初は2頭ともくっつくことはしなかったのですが、 今では室内や外のパドックにいるときでもお互いにくっついて寝てたり、日向ぼっこをしていたりと、とても仲睦まじい夫婦になりました。あとは子供が産まれるのを期待してこの夫婦を見守っててください。 (卜部 倫昭)

カピバラペアの写真 カピバラペアの写真2

期間限定  5月2日

いつもゆったり泳いでいて、日中はほとんど陸に上がることのないバイカルアザラシたち。 そんなバイカルアザラシたちも毛が生え変わる4〜5月にかけては陸の上でのんびりしている事があります。 この時期しか見られないバイカルアザラシの上陸姿。特にメスのラムは餌の時間になっても知らん顔で寝ている事も。 バイカルアザラシの気分次第ですが午後にはプールに入ることが多いので午前中の内に見に来られるのがオススメです。(北地 真理子)

バイカルアザラシ上陸の写真 バイカルアザラシ上陸の写真2

プチの一面  4月22日

普段はキリリとした表情のグリーンイグアナのプチですが、ひとたびプチの頭を撫でてあげると・・・こ〜んな表情になるんです!!最近では手を出すと、撫でてと言わんばかりに頭をぐっと持ち上げてきます。 ガラス越しでも、触るマネをすると目をつぶって待っている時もあります。こんな風に気持ちよさそうにされると、ついつい私の顔もにやけてしまいます。(横川 友恵)

プチの写真 気持ちよさそうなプチの写真

クロユリ  4月19日

 イヌワシ舎の近くで郷土の花「クロユリ」を植えています。 白山で見られる種類は、平地での栽培が難しいため市販の園芸品種を植えています。面積は1坪程で露地栽培をしています。 昨年、イヌワシ舎改築工事でクロユリの球根を掘り上げ、一時保存し12月に植え替えをしました。 例年より植え替えが遅れたことから春先の出芽を危惧していましたが、3月12日に最初の4株が出芽し、ほぼ例年通りの時期で安堵しました。 現在は70株程に増え草丈も10センチ程に生育しています。例年は5月上旬に開花が始まり、中旬に開花最盛期を迎えます。皆さんご覧になってください。 (森川 博一)

クロユリの写真 クロユリの写真2

キリンの身体測定  4月14日

 毎月2回ほど、キリンの♀(イザベル)の腹囲の長さを測定しています。 普通、キリンは人に触られるのを嫌がる動物なので、このように測定できるのは非常に稀ですが、イザベルはとても人慣れしているので、餌を食べている間は、大人しく測らせてくれます。 背中越しに紐を投げて、おなかの下を通し、おへその位置での長さを測りますが、毎回同じ位置できっちりと測る事は難しいので、多少の誤差はあります。 腹囲を測定することで、太った・痩せたの判断だけでなく、妊娠期間中は腹囲の変化を追う事で、出産日の予測をする手掛かりとなります。 ちなみに4月13日の測定結果は…腹囲255cmで前回とあまり変わりませんでした。(山下 義裕)

キリンの身体測定の写真 キリンの身体測定の写真2

プレーリードッグに赤ちゃん誕生  4月9日

3月13日にプレーリードッグの赤ちゃんが2頭産まれました!そのため、例年ですと放飼場での展示を始めていますが、今年は展示する時期を遅らせることになりました。 今後、大人個体の展示に続いて、赤ちゃんも展示する予定ですので、どうぞお楽しみに!写真は生後5日目と19日目です。 2頭とも順調に育って放飼場デビューしてくれることを私たちも楽しみにしています。(小倉 康武)

プレーリードッグの赤ちゃんの写真 プレーリードッグの赤ちゃん写真

カピバラに温泉プレゼント その反応は・・? 4月5日

3月27日にカピバラたちへ辰口温泉から温泉湯のプレゼントがありました。さて、温泉への反応は? タラもワカメもいつもとは違う雰囲気に警戒してか入ろうとせず。温泉湯は気になるようで、匂い をかいでみたり、ちょっと飲んでみたりはしていましたが、入って足まで・・ しかし、温泉を入れて2時間半ほどたって、やっと2頭は温泉に入り始めました。先程まで入りたが らなかったのが嘘のように何度も出たり、入ったりを繰り返し、温泉を楽しんでいるかのように見えました。 (濱野 沙織)

温泉を入れている写真 カピバラの足湯の写真 カピバラの温泉遊泳の写真

サクラの餌入れが変わりました。  4月2日

サクラの餌入れが変わりました。これまでプラスチックの箱に入れて与えていましたが、食欲旺盛で慌てて食べると餌箱ごとひっくり返して、地べたにばらまいてしまうのです。 それを一生懸命食べると、下あごをこすって時々出血することがあるのです。そこで、写真でご覧のような片手鍋を木の台に固定して与えました。 箱のように角が無い鍋なので特に固形飼料のMPや煮芋が隅によることもなく、ひっくり返して食べることがなくなりました。 食べているのを見ると一見中華料理の炒め物でも食べているのかと思うような感じがして、ちょっと笑ってしまいます。 食べている姿をよかったら一度見てやって下さい。(高田 洋之)

ミニブタ餌入れの写真 ミニブタが餌を食べている写真

冬でも外へ  3月31日

雪の中のグレビーシマウマの写真チンパンジーやオランウータンは、冬場は一切外へ出ることはありません。 暖房の効いた室内展示場ですごしています。ゾウやキリンも天気の良い日は外へ出ますが、雪や雨の日は室内展示場にいることが多いです。 しかしシマウマは室内展示場がないこともあって雪が降っていても外へ出しています。もちろんゾウやキリンより寒さに強いこともあって雪の中でも元気に外でエサを食べています。 ただし、エサを食べている間は、寒そうにはみえないのですが全部食べ終わってしまって、することがなくなると放飼場のすみの方でいかにも雪や雨に耐えているようにじっとしてしまいます。 こうなると、いかにも寒そうにみえるので早めに収容する日もあるのです。(高桑省吾)

面倒くさがりもほどほどに。  3月26日

普通、鳥は自分の体に付いた汚れは自分できれいにします。羽は羽づくろいや水浴びをして、くちばしは水で洗ったり何かにこすりつけてお手入れをするのです・・・が、 このコサギはどうも面倒くさがり屋さんらしく、自分でまったくお手入れをしないのです。コサギは本来純白の美しい鳥なのですが、この子は放っておくとどんどん首回りが汚れてきて、 くちばしのふちに食べカスがこびりついてきます。しかたがないので、時々つかまえて飼育員がかわりにきれいにしてあげているんですよ。おまけにとても怒りっぽく、 神経質な子なのでつかまえるのも緊張します。 飼育員を召し使いか何かだと思っているんでしょうか・・・。お願いだからこれくらい自分でやってほしいものです。(戸田 恵美子)

コサギ洗浄の写真 コサギ洗浄の写真2

ホクリクサンショウウオの赤ちゃんの展示始めました。 3月23日

2月14日のどうぶつえん日記でお知らせした、ホクリクサンショウウオの卵が孵化 し、3月13日から展示を始めました。 全長1.5〜2.0mmと大変小さいですが 、餌のイトミミズを食べて、元気に育っています。1〜2ヶ月後上陸するまで、水中 生活 をおくります。ゆっくり、見守って下さい。 (田中舘 憲橘)

ホクリクサンショウウオ掲示の写真 ホクリクサンショウウオ水槽の写真 ホクリクサンショウウオの写真

キキが誕生して 3月20日

キキが誕生して、もう半年が過ぎようとしています。母親のサクラに抱かれている時間が少しずつ減り、ひとり遊びが増えました。 そんなキキがちょっと困っているのが、兄のクク…。ひとり遊びを始めるとサッと現れて、強引にキキの手を引き、自分のお腹に抱きつかせて、あちこち連れ回します。 最初は抱かれる度に大声で泣いていたキキですが、ククに抱かれたまま餌を食べたり、ククから離れその場でひとり遊びを始めたり、少しずつ変化が見られるようになりました。 サクラも慣れた様子で、離れた所から二人を見守っています。 父親のルークには強引に抱かれることがなかったのに、ククはよっぽど弟ができたのが嬉しくてたまらないのでしょうね。(瀧本 薫)

シロテテナガザルのキキの写真 シロテテナガザルのキキの写真 シロテテナガザルのキキの写真

堆肥作りの水分調整 3月16日

 いよいよ春めいて堆肥作りに良い季節を迎えました。当園では、フン・敷きワラ・ 食べ残しなど300kgが毎日堆肥舎に持ち込まれます。 草食獣に使ったワラ類の持ち込み量が多いため、堆肥作りに6ヵ月かかります。特に堆肥作りの給水調整が難しいのです。採卵鶏の場合はオガク ズ等で吸水調整をするのですが、その逆を行うのです。
  堆肥作りを始めた頃、水を入れ過ぎ失敗。上司から給水を止められたこともありま した。 その後、堆肥の適量含水率を知るため、鍋に入れた堆肥の加熱攪拌を続けて水分飛ばしを行いました。 悪臭のため息ができないほど口がへの字になりましたが含水率は63%の適量水分でした。 現在その時の堆肥作りの状態をもとに水分調整作業を行っています。(森川 博一)

堆肥舎作業の写真 堆肥舎作業の写真2

デカばあちゃんの春  3月13日

 3月は卒園式や卒業式のシーズンで、平日でも保育園や幼稚園の「お別れ遠足」などで来園されるたくさんの子供たちで賑わうようになりました。 12日はとてもよい天気にも恵まれ、元気なこどもたちの歓声が園内に響きわたっていました。 もうすぐ58歳になるカバの「デカ」が陸でのんびりと日向ぼっこをしていたときです。 「デカばあちゃん」「デカばあちゃ〜ん」とたくさんの園児たちが一生懸命にデカに声をかけている姿が目にとまりました。 「デカ」はビックリしてプールに隠れることもなく、そのままゆったりと子供たちに答えているようにも見えました。今日のこのほほえましい光景が子供たちの心の中に刻みこまれ、 いつか思い出す日がくればいいなぁと思った、とても穏やかな春を感じる1日でした。(北川 和也)

カバのデカと園児の写真 カバのデカと園児の写真2

ついやっちゃうんです  3月10日

アシカのクーの写真カリフォルニアアシカのクーはいしかわ動物園にやってきてからある「くせ」をするようになりました。 トレーニングも兼ねているお食事ガイドをご覧になったことのある方はお気づきかもしれませんね。 種目と種目の間や、次の合図を待っている時によ〜く口元を見てみると舌をペロッと出している事があります。 これがクーのチャームポイントにもなっている「くせ」です。別の種目をやりながらこの「くせ」をしていることもしばしば。 以前いた大阪・海遊館ではしてなかったそうなので、環境の変化が原因なのかもしれませんが、本当のことはクーに聞いてみないと解りません。 ちなみに夕方自分のお部屋に帰ってからもこの「くせ」出ちゃっています。 (北地 真理子) 

動物病院へようこそ! 3月7日

 通常当園の動物病院は一般公開していません。当園のイベントのひとつである「裏側探検」や団体様のお申し込み等があれば 、 動物病院や調理棟など普段立ち入ることのできない裏側をご案内することがあります。本日は県内のボーイスカウトの皆さんが来園されました。 動物病院ではレントゲン写真を何枚か見てもらい、どこに異常があるのかを考えてもらいました。 また麻酔器や手術器具などの様々なアイテムや、動物 の頭骨、毛皮などの標本にも触れてもらったりと、普段ではなかなか味わえないような体験をしていただきました。(北川 和也)

動物病院案内の写真 動物病院案内の写真2

丸太の交換 2月26日

ネコ科の動物は狩りをします。その時の大きな武器が爪です。その爪をとがらせておくために爪とぎをします。動物園では狩りはしませんが、伸びすぎると自分の爪でケガをしてしまうのでやはり大切で、展示室に丸太をいれてあります。この丸太は長く使っていると、柔らかくなったり、飽きてしまったりで、使ってくれなくなることがあります。今までのものは3年ほど経っていたので、トラとライオンのものを交換することにしました。長さ約2メートル、直径約40センチでとても重く、6人がかりで引きずるようにして展示室に入れました。トラのマドラスは、あまり爪とぎをしてくれなかったので、これからは毎日してくれることを期待しています。
 (小山 貴弘)

爪とぎをしているトラの写真新しい丸太の写真 新しい丸太02の写真

ヘビのお食事 2月21日

 コロンビアレインボーボアのお食事風景です。いつも地面に太いホースのように転がっていて目立たない地味なヘビですが、 レインボーの名に恥じない虹色の光沢を放っています。エサはマウス(ハツカネズミ)やラット(ドブネズミ)です。左の太めなのが冷凍のラット(解凍して暖めたもの)を食べているメニーナ♀。 右は生きたマウスを絞めているビーナ♀。メニーナはエサをどんどん食べて立派に育ちましたが、ビーナはその名の由来がビビリであるだけに、気難しい性格で冷凍マウスを食べてくれない時があるし、 生きたマウスに鼻先を咬まれて戦意喪失でえさを食べてくれないこともあります。ヘビにもいろんな性格があるのです。(那須田 樹)

ヘビの食事の写真

ワタボウシタマリンの赤ちゃん、引っ越しました 2月19日

 裏のキーパースペースで大切に育てられている昨年12月7日に産まれた赤ちゃん。離乳も終わり、活発に動き回っています。展示場で家族と一緒に暮らす同じ日に産まれた赤ちゃんは、すでに木の上での動きも安心して見られるようになりました。それに遅れないように、甘やかされて暮らしている裏にいる赤ちゃんも広いスペースで訓練が必要です。そこで広い鳥カゴに引っ越して足腰を鍛えています。 ですが、タオルの上に置いた毛皮の上で、ひよこ電球に暖まりながらわきの下をポリポリ掻いているリラックスした様子をみると、甘やかしすぎたかなと思います。(那須田 樹)

ワタボウシタマリン01の写真 ワタボウシタマリン02の写真 ワタボウシタマリン03の写真

今年もホクリクサンショウウオが産卵しました 2月14日

ホクリクサンショウウオは、全長8〜12cmの小型のサンショウウオで、2〜3月上旬に湧き水の小池内の小石や枝に産卵します。 いしかわ動物園では、2001年からほぼ毎年のように展示水槽内での産卵が確認されようになりました。 今年は、1月21日から7回の産卵が確認されていて、一部の卵は、現在も順調に育っています。 産卵から一ヶ月程で孵化すると思われますが、この後も順調に育ってくれることを願っています。 機会があれば、孵化した幼生をお客さまにも見られるように出来ればと、考えています。 写真は、毎年産卵が行われる展示水槽と、産卵直後の卵そして、産卵から2週間が経過した卵です。(田中舘 憲橘)

ホクリクサンショウウオの卵の写真 ホクリクサンショウウオの卵の写真 ホクリクサンショウウオの卵写真

プレーリードッグルーム 2月13日

これまで冬の間展示できなかったプレーリードッグを何とかして展示が出来るように昨年の秋に自作ですが木製の展示ルームを作ってみました。 完成したものの「雪が降って寒い日には室温が暖かくなって展示が出来るのだろうか」また、 「木製で暖房器具を使用のため火災が発生しないだろうか」などなどの心配ごとがあります。 特に、この冬は12月から雪が降る寒い日が続いていますが注意を払って、間近に見ることができるように展示しています。平日は、雄のチョビ1頭を展示することが多いのですが、土日、祝日には雄のエドと雌のアン・スー・リーの4頭を展示するようにしています。 しかし、秋から冬にかけて発情期で、2月に入り交尾を確認し安静が必要なため、しばらくはチョビの展示だけとなります。 4頭展示しているときは顔の違いなどが観察できて面白いです。(高田 洋之)

プレーリードッグルームの写真 プレーリードッグの写真

オランウータンの森  2月6日

オランウータンの室内展示の写真ブロトス、ドーネは太り気味で近頃ダイエット中です。毎年の事ながら、冬場は寒い外には出られません。 狭い室内だけでは運動不足になりがちです。野生のオランウータンは1年中、果物を食べられる訳ではなく、 数ヶ月と言う短い期間のみ果実を食べられます。その短い期間に脂肪を蓄え、残りの期間は木の葉や樹皮を食べながら脂肪を少しずつ消費しながら耐えて生活しています。 そのため、もともとオランウータンは太りやすい体質なのです。 いしかわ動物園では昨年の5月から外放飼場の改修工事もあり、例年より長い期間、外に出られませんでした。 餌は急に減らさず、体に無理の無い様、少しずつ減量し、野菜中心としています。(出村 哲)

チンパンジー「イチゴ」の今後   2月1日

平成20年1月5日生まれのイチゴです。誕生当日から母親が育児放棄してしまったため、飼育係が親代わりとなって育てています。チンパンジーは、母親や他のお母さんの子育てを見たり、体験しながら学ぶので、ゆくゆくはチンパンジーの群れに返してあげる予定です。将来は立派な母親になることを願っています。(新谷 純弘)

チンパンジーイチゴの写真2チンパンジーイチゴの写真2チンパンジーイチゴと担当職員の写真
左は生まれて間もない人工哺育時、中央と右は現在のイチゴです

レッサーパンダのお見合い 1月30日

現在、小動物プロムナードでは、レッサーパンダのタンタン(オス、8歳)とメロン(メス、10歳)のお見合いをしています。 レッサーパンダは冬が繁殖期なので、12月から同居を開始しました。今シーズンで2回目の同居です。その様子は・・・タンタンが積極的に近付くと、 メロンが嫌がり間近に来ると「ガッガッ」と吠えて威嚇します。タンタンがまた近付くとメロンがまた吠える。これの繰り返しでした。 ところが、年が明けたころから様子が少し変わり、心なしかメロンがあまり怒らなくなったような気がします。 しかし最後にはやっぱり「ガッガッ」なのですが。果たしてどうなることやら・・・
お見合いは暖かくなる3月頃まで続ける予定です。(田島 一仁)

レッサーパンダの写真レッサーパンダの写真レッサーパンダ見合いの写真

ワタボウシタマリンの赤ちゃん、訓練中 1月18日

先日お伝えしたワタボウシタマリンの双子の赤ちゃん。お母さんの背中に乗っていた赤ちゃんも 時々お母さんの背中から降りて木の枝の上を歩く練習をしています。最近ではお母さんの背中に乗ってい ないことのほうが多くなり、軽快に素早く動くようになりました。大人と同じエサを食べるようになり、 授乳も見られなくなりました。人工哺育となった赤ちゃんもせまい哺育器の中で、とまり木の上を歩く 訓練をしています。そろそろもっと広いところに引越しが必要ですね。ウズラのゆで卵の白身が好物なようです。(那須田 樹)

ワタボウシタマリン親子の写真 人工哺育の子の写真

トキ展示・映像コーナーがオープンしました 1月18日

1月17日、動物学習センター内に「トキ展示・映像コーナー」がオープンしました。ここでは「トキ繁殖ケージ」の様子を ハイビジョンカメラによるライブ映像でご覧いただけます。 水場でドジョウを追いかけ、捕まえる様子や止まり木に並ぶ姿も間近に鮮明に見ることができるのです。また、 標本やデジタルポスターでトキの生態や絶滅と復活の歴史などもわかりやすく解説しています。
その他ジオラマや実物大トキのぬいぐるみも お見逃しのないように。(竹田伸一)

トキ展示映像コーナーの写真 ジオラマ展示の写真 トキのぬいぐるみの写真

サクラマスの卵と稚魚 1月13日

昨年の12月21日に、サクラマスの卵が孵化しました。約3週間が経ちましたが、 体長約2〜3cmと小さく、お腹に大きな黄色い卵黄を付けています。 この卵黄から、成長に必要な栄養分を得て、少しずついろいろな器官を作っていきます。 この卵黄が消える春ぐらいから浮上が始まり、魚らしくなっていきます。 孵化して2〜3年で、体長20〜30cmの大きさになり、成熟します。 「郷土の水辺」で展示しているヤマメは、このサクラマスの赤ちゃんが大きくなったものです。 ヤマメとサクラマスは、同じ魚で、一生を川で生活するヤマメ、川で生まれて降海し、海洋生活するサクラマスに分けられます。 サクラマスの卵は、毎年12月上旬に石川県水産総合センター内水面水産センターから、 「動物園で卵や稚魚を展示し、来園者に水産生物に対する教育普及活動を行う」という大事な目的のため、無償で頂いています。 「郷土の水辺」で展示中です。是非ご覧になって下さい。(田中舘 憲橘)

サクラマス稚魚の写真 サクラマスの稚魚の写真2

ワタボウシタマリン双子の赤ちゃん 1月10日

2009年12月7日にワタボウシタマリンのふたごの赤ちゃんが産まれました。 産まれてしばらくの間はお母さんのペロナの背中に乗っていることが多かったのですが、赤ちゃんが大きくなってきたからなのか、 2週間を過ぎるとお父さんのグランやお兄さんのクリンの背中にも赤ちゃんが乗っていることが多くなりました。 いやな予感がしていましたが、12月28日(21日齢)の朝、ふたごの赤ちゃんのうち1頭が下に落ちて鳴いていました。 拾ってみましたが幸い、怪我はなかったようです。すぐにペロナに返そうと渡したのですが、お母さんは抱きかかえてくれませんでした。 仕方なく人工哺育することになりました。性別はメスです。

過去に当園で人工哺育したポロンやパンナと 同じ21日齢での体重と比べて1.5倍以 上もありました。もう1頭のほうはお母さんが大事に育てていますが、 お兄さんのクリンの背中に乗っていることも多いです。大きく育った子を背負うのはとても大変なようです。 (那須田 樹)

ワタボウシタマリン親子の写真 ワタボウシタマリンの写真 ワタボウシタマリンの写真

トキの分散飼育が始まりました 1月9日

大変うれしい朝を迎えました。石川県とトキの新しい歴史のはじまりです。
今朝、7時30分、移送箱からトキをケージに放鳥しました。 分散飼育のため、昨日17時35分に、佐渡トキ保護センターからいしかわ動物園に到着した2ペア4羽のトキです。 トキは4羽そろって元気でした。大変うれしく、ほっとしています。
 

いよいよ、いしかわ動物園でのトキの飼育繁殖がスタートしました。身が引き締まる思いです。 もちろんプレッシャーはありますが、本州最後のトキの生息地というトキにゆかりの深い石川県の動物園として、トキの復活、 トキの未来に貢献できることは、大変誇らしく、ありがたいことです。これまでに培ってきた飼育技術を総動員し、 佐渡トキ保護センターや多摩動物公園等とも連携し、飼育繁殖にベストを尽くしていきたいと考えています。

トキ放鳥の瞬間の写真

また、1月17日(日)には、動物園内の動物学習センターに、トキの展示映像コーナーがオープンします。 ケージは非公開ですが、この展示映像コーナーでは、ケージ内のトキのライブ映像もご覧いただけますので、ぜひ、 多くの皆さんにご来園いただき、トキへの関心・理解を深めていただきたいと思っています。
 

トキは、絶滅から復活への物語の主役です。里山のシンボル、生物多様性や自然と人との共生のシンボルでもあります。 今後、トキを通して、生きものとの共生のあり方を、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

展示映像コーナーのイメージの写真

最後に、今回の受入まで、種々ご指導等をいただきました環境省をはじめ、佐渡トキ保護センター、 多摩動物公園、上野動物園、新潟県、佐渡市、国の専門家会合委員や県の検討委員の方々、日本中国朱鷺保護協会など、 関係の皆様方に、厚くお礼申し上げます。(園長 美馬秀夫)

カピバラのパドックに屋根がつきました 1月6日

昨年の12月15日にカピバラ舎のパドックに大きな屋根が取りつけられました。 今までは冬の雪が降る日はパドックに出ても雪をさえぎる屋根がなかったため、 室内の掃除が終わるとすぐに中に入れてパドックでの展示はあまりしなかったのですが、 屋根がついたおかげで雪が降る日でもパドックに出すことができます。 しかもこの屋根は夏場は日よけにもなり大変便利なんです。 でも、やはりカピバラにとってこの冬の寒さは苦手なので屋根の下に熱球をつけて少しでも寒さをしのげるようにと思ったのですが、 中に入る扉を開けると一目散に入って暖かい敷きワラの上や床暖房の上にいることが多いです。 なかなか担当者の思うようにはいかないのですが、 風が暖かくなる春が来るまでは部屋の中と外を行き来させておきますので外にいないときはそっと部屋の中をのぞいて見てくださいね。 (卜部 倫昭)

カピバラ屋根の写真カピバラ屋根2の写真

ワオキツネザルの双子の成長 1月4日

早いもので、双子の赤ちゃんたちが誕生して1ヶ月が過ぎました。 最近は、母乳以外にも両親が食べている餌をなめるようになりました。シロテテナガザルのキキは生後2ヶ月過ぎでしたから、ワオキツネザルのほうが、より早く成長するようですね。 赤ちゃんたちは、時々、母親の背中に乗り、オッパイが欲しくなれば、またお腹へ移動。四六時中ずっと離れないので、母親も大変です。 母親は、最初の頃は慎重に部屋の中を移動していましたが、この頃は、走ったり、ジャンプをしたり・・・。飼育係は子供が落ちないのか冷や冷やしながら見守っています。 (瀧本 薫)

ワオキツネザル親子の写真ワオキツネザル双子の写真

ペンギンのお散歩デビュー? 1月2日

ペンギンのおさんぽの写真ふれあいひろばではペンギンのお散歩タイムが行われています。 展示場から観覧通路までの橋をペンギンたちが渡ってきます。人によく慣れているペンギンたちは皆さんの前までやってきますが、その他のペンギンたちは橋を渡るまでが精一杯なので そこでエサをもらっています。観察してみると1羽だけ模様の違うペンギンがいます。2009年に生まれた「ビワ」です。ビワにとっては初のお散歩タイム。 みんなが橋を渡るのを見て(つられて?)橋を渡れるようになりました。今では他のペンギンに負けずとエサもたくさん食べています。 驚くとみんなで展示場に戻ってしまうのでそっと観察してみてください。 (濱野沙織)

職員手作りの大型門松がお目見え 1月2日

動物園正面ゲート棟に大型門松が設置されました。これは、開園以来、続けられている職員手作りの門松です。
1週間ほど前から動物園の敷地内にある竹林から竹を切出し、梅や松などは園内の植栽を管理されている業者さんにご協力をいただきました。 今では手馴れたもので、竹の切り口も見事なものです。 (田端希有)

門松製作風景の写真完成した門松の写真