どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

トキ公開から10日 12月1日

 11月19日のトキ里山館オープンから10日ほど経ちました。オープン直後は観覧通路のお客様に驚き、隠れてばかりいたトキたちですが、ようやくなれてきたようです。 静かに見ていれば、すぐ近くまで寄ってきて餌を探す様子をご覧いただけるようになりました。 ただ、ご要望の多い「飛んでいる瞬間」は、相当粘らないと見られないようです。観覧通路は暖房が入っていますので、ぜひゆっくりと様々なトキの姿をご覧ください。(野田 英樹)

トキの写真 観覧通路の写真

ブランの身体検査 11月25日

フタユビナマケモノのブランは木にぶら下がって眠ることよりも 地面に近い場所でまるでネコのように丸くなって眠ることが多いです。 今日はブランの健康診断ということで身体触診検査を実施しました。 長い体毛をかき分けると、普段は全く見えない耳を確認することができます。 名前のとおり前肢には2本の指があり鉤爪も鋭く立派ですが、 実は後肢の鉤爪は2本ではなく3本あるんです。ご存知でしたか? また頭をなでていると目をつむってとても気持ちよさそうにします。 さらになでていると大きな口を開けてアクビをしました。これも立て続けに5回もです。 その時には上下4本の立派な牙をじっくりと確認できました。 野生の中では景色に溶け込むことで敵から身を守っていますが、やはり最終手段としてこの大きな牙が相手を威嚇したり、反撃の時には 威力を発揮するのかもしれませんね。(動物病院 北川 和也)

ブランの写真 ブランの写真2 ブランの写真3

ゴジラ対ガメラ? 11月22日

園内「南米の森」ではグリーンイグアナとアカアシガメが同居中。爬虫類飼育施設には、 体を温めるためのホットスポットという場所が用意してあります。ある日いつものように グリーンイグアナのプチ♂がお気に入りのプレートヒーターの上でおなかを温めて昼寝していると、後ろからアカアシガメが近づいて来ました。 ゴジラ(グリーンイグアナ)対ガメラ(アカアシガメ)の戦いはどうなるのか観察していると、 あっけなくアカアシガメにグリーンイグアナが押し出されて場所を奪われてしまいました。わりと平和的に終わったこの戦いはガメラの勝ちでした。(那須田 樹)

ゴジラとガメラ?の写真 ゴジラとガメラ?の写真2

胃カテ de 日光浴 11月13日

ケヅメリクガメがここ1ヶ月以上体調が思わしくなく、全く食べようとしません。 保温や輸液なども長期間継続していましたが変化なしです。 そこで先日全身麻酔をかけて胃カテーテルを入れる処置をしました。 リクガメは草食動物で主に牧草や木の葉を食べて生活しているので 流動食は手軽に与えられるものをと、人が飲む青汁を胃カテーテルを通して与えています。 カテーテルを入れて5日後には、少しですが小松菜の葉を食べたり、糞も出はじめて体調が少しづつ戻ってきました。 そして今日は11月半ばとは思えないくらい温かかったので、 カテーテルを付けたままですが日光浴をしました。 リクガメも気分がよくなったのか動きも今までにないくらい活発となり、野草にも興味津々です。 この様子を見ていると、カテーテルをはずせる日も近いことでしょう。(動物病院 北川 和也)

胃カテで日光浴の写真 青汁注入の写真 青汁注入の写真

痛くても我慢できます 11月7日

グリーンイグアナのプチが手首にケガをしてしまいました。 皮膚や皮下組織も失った深いケガだったので、消毒した後に防水仕様の強めのテーピングすることにしました。 通常動物たちの治療は患部が動かないように誰かが体を押さえてから開始します。 ところがプチは頭や背中をなでられるのが大好きで、無理やり体を押さえつけることなく 傷口の消毒や長時間のテーピング交換ができるのです。 傷口に直接触れなければならない時はさすがに痛くて引っ込めることもありますが、 その後でも痛みを我慢して(?)私に身を任せてくれています。 そんな姿を見ながら処置をしていると、今まで以上にプチが可愛くなってきました。 イグアナのようなは虫類のケガはほ乳類のようにみるみる治っていく感じではないので 今後も気長に治療を続けていきたいと思います。(動物病院 北川 和也)

展示の写真 ヘビの卵の写真 ヘビのふ化の写真