どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

生きている甲羅  5月22日

全く餌を食べなくなったケヅメリクガメのレントゲン写真を撮影したところ、おなかに大きな尿結石があり、腸や膀胱をふさいで糞と尿が沢山たまっていました。 はやくその結石を取り出す手術をしなければ死んでしまう状況です。 カメの開腹手術をする場合は、その分厚くて硬い甲羅を切らなければなりません。 そこでカメに麻酔をかけてから、医療用電動ノコギリで甲羅の一部を切りとり、ゴルフボール位の結石を取り出しました。 手術後はカテーテルで胃の中に青汁を流し込むことで元気を取り戻し、沢山たまっていた便や尿も徐々に出てきました。 手術から2ヶ月が経過したので甲羅を押さえてあった接着剤を取ってみました。切り取られた甲羅は、骨折した骨がくっつくのと同じように、きちんとくっついており、 やっぱり甲羅も生きているんだなぁとあらためて感心させられました。 (動物病院 北川 和也)

ケヅメリクガメの開腹手術の写真 ケヅメリクガメの尿結石の写真 元気を取り戻したケヅメリクガメの写真

過去の「どうぶつえん日記」再リンク  5月8日

2009年から開始しました「どうぶつえん日記」も早8年目を迎え、飼育員をはじめとした動物園職員により今日までに551点の日記が更新されております。 昨年までは過去の日記を公開しておりましたが、今年に入り閲覧できない状態が続いており大変ご迷惑をおかけしておりました。 本日あらたに日記の下方にリンクを貼りましたので、最新の日記と共に「過去のどうぶつえん日記」もぜひともご愛読ください。(どうぶつえん日記担当)

イメチェンしたアルパカのホップ 5月5日

アルパカは高山地帯に生息し、寒さに強く暑さに弱い動物なので、夏前には長く伸びた毛を刈る必要があります。 ところが私たちはアルパカの毛刈りの経験がなく、よりよい毛刈りの方法を色々と考えていました。 数人で押さえた状態で一気にバリカンで刈る方法は、短時間で終わるメリットはあります。しかし互いの負担が大きくホップの性格との信頼関係に影響してしまうことが心配でした。 そこで大好きな餌の時間に、毎日ハサミで少しづつ切っていくことにしました。 さすがにトリマーのような綺麗な仕上がりには程遠いのですが、暑さ対策が目的なのでこれで完成としました(右側の写真)。 かなりイメチェンしたホップですが、切る前の方が可愛いのでは(?)と感じるのは私だけでしょうか。(山下 義裕)

毛刈り前の写真 毛刈り後の写真

草原の隠れキャラ  4月29日

今年もアフリカの草原にケヅメリクガメが帰ってきました。冬の間はカメたちの広場ですごしていましたが、4月も終わりに近づき徐々に気温が上がってきたのでアフリカの草原での展示を再開しています。 グレビーシマウマのキサラギと、キリンの子供のダイチにとって、カメと一緒に過ごすのは今年が初めての体験です。初日は、ホオジロカンムリヅル達に囲まれ、キリン親子に警戒され、飼育員に見守られ、 皆からの注目を一身に集めていましたが、当の本人は自由気ままに展示場を闊歩し、大物感を見せつけられました。 共同生活は始まったばかりです。この先うまく溶け込んでいけるか不安はありますが、1日も早く住人として認めてもらえるよう願っています。 ※気温の低い日や高すぎる日、天候の悪い日は草むらに隠れて、見えないこともあります。ご了承ください。(佐藤 美樹)

ケヅメリクガメとの写真 ケヅメリクガメの写真2 ケヅメリクガメの写真3

イチゴの診察  4月25日

イチゴは人工哺育で育ったチンパンジーの女の子です。飼育管理をする上で健康には気をつけていますが、 今月中に鼻水や咳がひどくなる症状を確認したので薬を飲ませることにしました。 イチゴは飼育員を全面的に信頼しきっているようで、 他のチンパンジーが絶対に飲まないような苦い薬も嫌がらずに飲んでくれます。 私も8年前の授乳に参加しており、近づくと喜び、触れてほしいと体を差し出してきます。 体に触れながら高熱がないか調べたり、口の粘膜の状態、動きや表情などをじっくりと観察していきますが、 猛獣であるチンパンジーとのこんなにも安心した触れ合い診察ができるは、人工哺育で培った信頼関係があるイチゴだからなのです。 (動物病院 北川 和也)

イチゴとの写真 イチゴとの写真2 イチゴとの写真3

1月遅れのハーフバースデー  4月17日

1月遅れのハーフバースデーということで、アミメキリンのダイチ(オス)が生まれて7ヶ月経ちました。 写真は生後3日目の写真と7ヶ月の写真です。現在ダイチは2m40pくらいになりました。 性格はあまり変わらず、好奇心旺盛で懐っこくよくスタッフに近づいてきます。 少しシマウマは苦手なようで、シマウマが近づいてくると母親に隠れたり逃げたりします。 時々、母親から離れて一人でいることもあり、「モ〜」と鳴いています。スタッフが近くを通るときによく聞くので、 あたかもスタッフに何か言っているようでかわいいです。このまま元気に1歳の誕生日を迎えて、また並んで写真を撮りたいと思います。(小倉 康武)

:ダイチの写真 ダイチの写真

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