園内ガイド

展示動物紹介

カメたちの広場 Tortoise Plaza

カメたちの広場の写真

「カメたちの広場」は一年中温かい温室のカメハウスと、その周囲にはゾウガメなどの大型リクガメを放し飼いにできる広場があります。「水鳥たちの池」と「バードストリート」のちょうど中間に位置しており、 これまでリクガメの仲間を展示できなかった冬期間においても観察できるようになりました。 ワニガメ、アルダブラゾウガメ、ケヅメリクガメ、インドホシガメ、ホウシャガメ、ミシシッピアカミミガメなど生息地域もさまざまなカメの仲間を展示しています。

アルダブラゾウガメ Dipsochelys dussumieri

 

ケヅメリクガメの写真

 
外国
語の
表記
Aldabra Giant Tortoise
亚达伯拉象龟
알다브라육지거북
分類 カメ目 リクガメ科
分布 セーシェル諸島、アルダブラ諸島(インド洋)
保護 IUCN(VU)
 

世界最大級のリクガメの仲間で、甲羅の長さの最長はオスで120cmを超えます。 主に草や低木の若葉などを食べて生活していますが、時々動物の死骸などを食べることもあります。 ゾウガメという名前は4本の足がゾウの皮膚にそっくりだからといわれています。

ゾウガメの写真 ゾウガメの写真 ゾウガメの写真

現在3頭のゾウガメを飼育展示しています。動物園では夏季は牧草を中心に小松菜や白菜などを与えています。冬季は乾牧草なども与えています。

 
 
 

ワニガメ Macrochelys temminckii

ワニガメの写真く

外国
語の
表記
Alligator Snapping Turtle
大鳄龟
악어거북
分類 カメ目 カミツキガメ科
分布 北アメリカ
保護 CITES(附属書Ⅲ)、IUCN(VU)

北アメリカに生息している大型淡水ガメです。舌をルアーのように使い、小魚を捕らえます。 かつてペットとして飼われることがありましたが、捨てられる事件が後を絶たず、特定動物に指定されました。

ワニガメの写真1 ワニガメの写真2 ワニガメの写真3

展示個体は2007年に野外にいるところを石川県警察に保護されたものです。上嘴が欠損しており、マイクロチップが入っていなかったため、違法飼育されていたものが捨てられたものと考えられます。本来捨てられたペットは処分されてしまいますが、ワニガメは現地では希少動物なので、特別に警察より預かっています。

ケヅメリクガメ Geochelone sulcata

 

ケヅメリクガメの写真

 
外国
語の
表記
African Spurred Tortoise
苏卡达龟
설가타육지거북
分類 カメ目 リクガメ科
分布 アフリカ
保護 IUCN(VU)
 

アフリカの砂漠やサバンナに生息するリクガメです。世界で3番目に大きくなるリクガメで、最大80cmになるといわれています。名前のとおり、 後脚と尾の間に蹴爪状の突起があり、外敵から身を守っています。穴掘りが得意で、縁のとがった甲羅と頑丈な爪で深い穴を掘り、 日中の日差しや乾燥、夜間の低温などから身を守っています。 主食は植物で、現地では多肉植物などを食べているといわれています。

ケヅメリクガメの写真 ケヅメリクガメの写真 ケヅメリクガメの写真

ケヅメリクガメは長距離歩行が得意なカメなので、天気の良い日には園路にお散歩に出ることがあります。意外と速く歩くのでお客様に驚かれています。 2010年より毎年産卵し、子ガメが生まれてきています。

 
 
 

ヒョウモンガメ Stigmochelys pardalis

ウミネコの写真

外国
語の
表記
Leopard Tortoise
豹纹陆龟
표범무늬거북
分類 カメ目 リクガメ科
分布 アフリカ大陸東部
保護 CITES(附属書Ⅱ)

アフリカ大陸東部に生息しているリクガメです。穴を掘ることがなく、草むらに隠れるため、保護色のヒョウ柄が発達し、つぶされにくいようにドーム型の甲羅をしています

ヒョウモンガメの写真1 ヒョウモンガメの写真2 ヒョウモンガメの写真3

 現在8個体のヒョウモンガメがいます。そのうち1個体はいしかわ動物園生まれです。ここ数年繁殖が途絶えているので、新しい展示場での繁殖に期待がかかっています。

インドホシガメGeochelone elegans

インドホシガメの写真

外国
語の
表記
Indian Star Tortoise
印度星龟
인도별거북
分類 カメ目 リクガメ科
分布 インド、スリランカ
保護 CITES(附属書Ⅱ)、IUCN(LC)

インドやスリランカに生息している色鮮やかなリクガメです。星模様が美しくペットとして大量に輸出された結果、野生での個体数が減ってしまっています。展示しているのはワシントン条約違反で摘発された個体です。

インドホシガメの写真 インドホシガメの写真2 インドホシガメの写真3

インドホシガメは黒字に黄色のラインが鮮やかで、とても目立つように見えますが、実は草むら等に入ると見つけづらくなります。これはトラと同様に草むらに隠れた時に周囲の環境に溶け込むことで保護色となるからです。

ホウシャガメ Astrochelys radiata

ホウシャガメの写真

外国
語の
表記
Radiated Tortoise
射纹龟
방사거북
分類 カメ目 リクガメ科
分布 マダガスカル南部
保護 CITES(附属書Ⅰ)、IUCN(CR)

マダガスカル南部に生息しているリクガメです。現地で食料として捕えられたり、 ペットとして大量に輸出された結果、絶滅の危機に瀕しています。展示しているのはワシントン条約違反で摘発された個体です。

ホウシャガメの写真1 ホウシャホシガメの写真2 ホウシャガメの写真3

ホウシャガメはその名の通り放射模様が美しいカメです。厳しい環境を生き抜いてきたせいか、何でもよく食べ、 体調を崩すことも少ないようです。国内繁殖例が少ないので、ただいま次世代誕生に挑戦中です。 夏季は「サルたちの森」でワオキツネザルの群れと混合展示をしていますので、それぞれの行動を観察してみてくださいね。

ミシシッピアカミミガメ Trachemys scripta elegans

ミシシッピアカミミガメの写真

外国
語の
表記
Red-Eared Slider
红耳龟
붉은귀거북
分類 カメ目 ヌマガメ科
分布 北アメリカ
保護 IUCN(LC)

北アメリカ原産の色彩豊かなヌマガメの仲間です。目の後方にある赤色の模様がまるで赤い耳のようであるため「アカミミガメ」と名づけられました。幼体は「ミドリガメ」として日本でも大量に輸入・販売され、いつしか捨てられた個体が、河川や湖沼で大繁殖し、日本の生体系を崩してしまうということで問題になっています。 最大で甲羅が27cmにもなるカメです。

ミシシッピアカミミガメの写真1 ミシシッピアカミミガメの写真2 ミシシッピアカミミガメの写真3

 石川県でも野外で見つかるカメの8割以上がアカミミガメになってしまいました。「ミドリガメ」がどれほど大きくなり、 どのような飼育設備が必要になるのかを知ってもらうため、あえて親子展示をしています。 どうしてもご家庭で飼育されたい場合は、大きくなっても終生飼育ができるのかどうか等、ご家族とよく相談してからにしましょう。