最新のどうぶつえん日記
国際レッサーパンダデーイベント2024 9月23日
9月21日に「国際レッサーパンダデーイベント2024」を開催しました。悪天候ではありましたが、予想以上に多くの方にご参加いただきました。イベント前半は、飼育担当者からのお話会で、飼育員目線でのレッサーパンダの魅力満載の画像を展開しながら、生態や野生における状況などを紹介しました。画像によってはスマホの撮影会といった雰囲気でファンの方々には好評のようでした。イベント後半はクイズ大会を開催しました。11問のクイズを考えてみましたが、皆さんとても好成績で、結局最後はじゃんけんで順位を決定することになりました。上位の方には2ヶ月前から準備していた特製フィギュアセットをプレゼントし、会場に配置した毛皮や全身骨格標本の展示もしっかりと観察していただくことができました。またのイベントご参加を心よりお待ちしています。(企画教育係 北川 和也)
ヨツバとレベッカの里帰り 9月9日
のとじま水族館からやってきたコツメカワウソは、無事に元居た家に帰りました。初めて会う人や新しい物にも物怖じすることなく、愛想の良いカワウソたちでした。思い返すと、餌に忍ばせたビタミン剤を見事に匂いで察知して逃げ出したことと、環境エンリッチメントとして与えた活きドジョウを食べるのが思いの外下手だったことが印象に残っています。短い期間でしたが担当した動物との別れは、家に帰れて良かった喜びもありながら、少し寂しくなるのが本音です。今後も彼らが元気に長生きしてくれることを心から願っております。(動物病院 千葉 友章)
国際オランウータンの日記念イベント 8月20日
8月19日は国際オランウータンの日です。この日を記念して17日にイベントを実施しました。当園では、ボルネオオランウータンのドーネ(雌、推定28歳)を飼育しています。オランウータンについて「興味」「関心」を持ってもらうことを目的にだれでも参加しやすいようにビンゴゲームを交えながらオランウータンの生態や現状、ドーネの紹介などを行いました。ビンゴゲームに使用した映像やカードの作成、記念品製作など準備は大変でしたが、イベント中の盛り上がりや記念品を嬉しそうに受け取る参加者を見て充実した時間を過ごせました。この場をお借りして参加していただいた皆様、ありがとうございました。これからもドーネを通じて、オランウータンのことを発信し続けていきたいと思います。(林 皓太)
オシドリのエンゼルウィング 8月18日
7月中旬頃に、1羽のオシドリの左翼が外側に反り始めました。水鳥でよくみられる「エンゼルウィング」という病気です。遺伝や食事の偏りが原因と考えられていますが、その関連性もはっきりとは証明されていません。このオシドリと同じ親から生まれ、同じ餌を食べている兄弟の翼には明らかな異常はありませんでした。そのままにしておくと飛べなくなり、歩様のバランスにも支障が出てしまいます。若いうちからテープで矯正すると良くなることもあります。今回は治療がうまくいき、翼の反りが目立たないようになりました。性成熟すると雌雄の外見が大きく変わるので、その変化がいつから出始めるのか楽しみです。(動物病院 千葉 友章)
「世界ライオンの日」イベント 8月11日
8月10日は世界ライオンの日です。今回のライオンイベントの第一部として、飼育担当者から個体紹介や食べ物のお話を、第二部として等身大ライオン像のミニ除幕式をして、野生ライオンの絶滅に向かっている現状についてお話をしました。エコ活動を推進するキャラクターとして制作し、台座には「ボクの名前はエコれおん。地球にやさしいエコ生活をして、動物たちの生息環境を守っていきましょう」と掲げています。胸には小さな穴があり、そこにエコ活動のアンケート用紙をポストできるしくみです。特別展「~いしかわ動物園のこれから~」の開催期間中(~10月28日)、動物学習センターの入口にいますので、皆さん会いに来て、「エコれおん」にポスティングし、エコ精神をパワーアップしていってくださいね。
(じゅ~い・きたがわ)