どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

1歳を迎えたヒメル  4月5日

  2024年3月31日に無事1歳を迎えることが出来たユキヒョウのヒメル。3月30、31日の誕生日イベントにはたくさんの方々にお祝いしていただいてとても嬉しく思っています。当園にとって初めてのユキヒョウの繁殖ということもあり、ちゃんと育ってくれるのか心配の日々でした。旭山動物園や大森山動物園の方にも色々アドバイスをいただいてとても感謝しております。ジーマの素晴らしい育児と、皆様が温かく見守ってくれたおかげでスクスクと育ち、今では母ジーマと見分けがつかない程大きくなりました。これからも是非ヒメルの成長を一緒に見守っていただけると嬉しいです。ヒメルお誕生日おめでとう (坂牧 朝仁・村田 真澄)
ユキヒョウの写真 ユキヒョウの写真

トシ三姉妹の不妊手術  3月22日

  昨年の話になりますが、2023年3月26日の夕方、カイウサギのチェスが死亡しました(※2023年3月1日のどうぶつえん日記参照)。解剖してみると、子宮の腫瘍が全身に転移していたことが分かりました。ウサギの子宮の腫瘍は加齢とともに多発傾向にあり、メスで4歳以上になると60%の発生率という報告もあるほどです。子宮が腫瘍化してからの治療では手遅れになることも多いので、ウサギのメスを飼育する際には、若いうちに卵巣子宮摘出手術を行うことが推奨されています。そこで2024年2~3月にかけて、トシヤッコ、トシヒメ、トシシキブの卵巣子宮摘出手術を行いました。手術は無事終わり、現在は3頭とも元気に過ごしています。失った大切な命は二度と戻ることはありませんが、その命が教えてくれたことを次世代に生かすことができます。この3頭の姿を見かけた際は、かつて病気と闘いながらも一生懸命に生きた1頭のカイウサギがいたことを思い出してくれると嬉しいです。(動物病院 千葉 友章)
カイウサギの写真 カイウサギの写真
(写真1 トシコとその子供たち:トシヤッコ、トシヒメ、トシシキブ) (写真2 チェス)

アカハナグマの立木を新調しました  3月15日

  新しい木は園内の駐車場の隅にあったものを使いました。キーパー通路からは大きくて運べないため、観覧通路側から4人がかりで運び込みました。アカハナグマが脱走しないように枝の向きや角度を調整し、しっかりと固定しました。以前の立木よりも少し高い為、気に入ってくれるか心配でしたが、こちらの心配を気にも留めず、すぐに登ってくれました。ただ、以前のように綱渡りはしてくれていないので、慣れるまでゆっくり待ってみようと思います。(横田 隼一)
立ち木の写真 立ち木の写真

コロンビアレインボーボアのビーナが死亡しました   3月15日

ビーナの写真  去年の10月頃から身体の不調が続き、展示をお休みさせて頂いておりましたが、3月8日に死亡しました。享年26歳で今月17日に27歳になるところでした。私より年上です。ビーナは2005年に広島市安佐動物園からやってきました。来園当初はビーナ含め4匹いましたが、ビーナが最後の一匹でしたので当園ではこの種を見ることができなくなりました。展示場ではボアコンストリクターのエリーと同居しており、同じ場所でとぐろを巻いていたり巻き込まれたり、そんな姿を見せてくれていました。ありがとう、安らかに眠ってください。(横田 隼一)

お見合い展示はじめています   3月1日

  ボルネオオランウータンのハッピーが来園してから、2ヶ月目と4カ月目にドーネとペアリング(雌雄同居)を行いました。その結果、2回ともドーネがケガを負ってしまいました。原因として、ハッピーがまだ環境に慣れていなかったこと、柵越しによるお見合い時間が足らなかったこと、適切な時期ではない可能性があったことなどが考えられました。繁殖を目指すのであればペアリングは必須ですが、大ケガをすることは避けたいところです。まずは2頭の関係性を深めてから、ペアリングすることにしました。今までは、お見合いにより、展示できない時間があったため、頻繁にお見合いができませんでした。そこで室内展示場にお見合い扉を設置しました。これによりどちらかを展示しながら、同時にお見合いもできるようになりました。最初はハッピーを避けていた様子のドーネでしたが、扉越しのお見合い回数を重ねることで、柵のすき間からハッピーを枝で突いたり、指に触れたりするなど、少しずつ距離が縮まる様子が見られるようになりました。これからも2頭の関係性を見守りながら、次のペアリングに向けて準備を進めていこうと思います。(林 皓太)
オランウータンの写真 オランウータンの写真 オランウータンの写真