どうぶつえん日記

最新のどうぶつえん日記

ツルたちの水辺 展示再開  7月25日

  昨年末より、鳥インフルエンザ対策のため展示を見合わせておりましたツルたちの水辺の鳥たちですが、 タンチョウ・マナヅルの展示を再開しました。鳥がいない間に壊れてしまっていた柵を直したり、新しい小屋を作成していました。 ツルは野生だと草地や沼地で嘴を使ってツンツン穴を掘ったり、エサを探したりします。ツルたちの水辺に戻ってきてから、 もうずーっとツンツンホリホリしています。いつも嘴が泥だらけです(笑)。是非のんびり暮らすツルたちを見に来てください。(足立 珠央)
サニーの写真 サニーの写真 サニーの写真

見えないモノを診ようとして   7月25日

  動物の検査を行う際に、検査結果の写真を撮るようにしています。理由は、過去の状態と比較するときに、 言葉で説明するよりも分かりやすいからです。しかしウサギの口腔内など、暗く狭い箇所は写真を撮るのが難しく、 今まで文字や絵で記録していました。最近は「カメラ付き耳かき」という道具で様々な動物たちの患部の撮影を試みています。 画質は通常のデジタルカメラには劣りますが、ウサギの口腔内は勿論、 オランウータンの耳の中など今まで目視できなかった箇所も記録することができます。 (※青矢印:ウサギの歯 黒矢印:歯根部の出血)これからも現状に満足することなく、常に動物園医療のアップデートを心掛けようと思います。 (動物病院 千葉 友章)
耳かきの写真 手書きの写真 撮影写真の写真

突然やってきた「その日」   6月30日

  ノゾミとヤスコを見ながら、いつまで一緒にいられるのだろうか?もう少し後かなぁ、メス同士だからうまく同居してくれるかも?と淡い期待をしていましたが、「その日」は突然やってきました。その日の午後、いつも通りプールの中で授乳を確認していましたが、部屋に戻す時、いつもと違うことに気づきました。ノゾミがヤスコに対して口を開け、近づかないように威嚇していました。これまで、ヤスコに対して軽く叱るように1、2回威嚇することはありましたが、その日はとてもしつこく威嚇していました。ノゾミの変わり様にヤスコは明らかに戸惑っていました。獣医と相談し、念のためその日は部屋を分けて一晩過ごさせることにしました。翌日、関係性の確認のため、すぐに分けられる準備をしてから同居してみると、ノゾミはヤスコを追いかけ攻撃しました。すぐに分けましたが、ヤスコは少しケガをしてしまいました。こうして、親離れ、子離れの日は突然やってきました。ヤスコの精神的ショックは大きく、数日間は餌もほぼ食べてくれず心配しましたが、徐々に食べるようになり、展示場に1頭で出て行くことにも慣れてきました。しかし、これまでよりも物音に過敏に反応することが増えました。すぐには慣れないと思いますが、独り立ちして元気に過ごしてほしいと思います。(小倉 康武)
サニーの写真 サニーの写真 サニーの写真

カピバラのトキ 死亡しました  6月30日

  6月20日にカピバラのトキが死亡しました。6月13日に7歳の誕生日を迎え、多くのお客様から祝福して頂いた矢先、翌日の夕方に体調を崩して治療をしておりましたが、20日の朝に死亡しました。トキは他のカピバラより少し手がかかるカピバラでした。毎朝トキの部屋は散らかり放題で掃除が大変でした。ですが、とても人懐っこい性格で愛嬌もあり私たち飼育員のみならず多くのお客様からも愛される存在でした。今年の4月からカピバラの担当となり、担当として関わった時間は短かったですが、濃い時間を過ごさせてもらいました。トキのことを応援してくださり、本当にありがとうございました。(出雲 優希)

サニー給餌器の写真 サニー給餌器の写真2

サニーの採食時間を延ばす取り組み⑤  6月12日

  以前、サニーの採食時間を延ばす取り組みとして、消防ホースを吊るしてその中に固形飼料を入れて与えてみたが、 採食時間はあまり延びなかったという記事を書きました。そこで、今回は取手が壊れたバケツを使い、フィーダー(給餌器)を作りました。 バケツの横に穴を開け、中に固形飼料を入れました。バケツの中に傾斜をつけ、穴と反対側に固形飼料が貯まる仕組みにしました。 サニーは新規の物が苦手なので、以前吊るしていた消防ホースに似せるためバケツに消防ホースを巻きました。その甲斐あって、 サニーは初日から嫌がることなく触ってくれました。十分に慣れてから3回計測してみると、1.5kgの固形飼料を取り出すのに約12分かかりました。 同じ量の固形飼料をばらまいた時が約7分なので、少し採食時間を延ばせました。少しずつ難易度を上げるため消防ホースの長さを短くしたり、 穴を少し塞いでみたりしましたが、結果はあまり変わりませんでした。よく見るとサニーの振る力が強くてバケツの上から飛び出ていました。 サニーの鼻が届かない所まで転がっていくこともありました。そこで、蓋を取り付けたところ約19分まで延びました。良い感じだと思っていましたが、 次第に採食時間は短くなりバケツの中に残っている量が増えました。サニーにとって難しい難易度になっていたようです。 サニーにとっての「ちょうどいい難易度」にするのはなかなか難しいなと感じました。(小倉 康武)

サニー給餌器の写真 サニー給餌器の写真2