展示動物紹介
ライチョウの峰 Ptarmigan Mountain
2011年4月24日にオープンした施設です。 山小屋風の建物に入ると高山帯へといざなってくれる小雪が舞うエントランスがあります。 そしてその奥にはガラスドームの大きなトンネルがあり、白山の山並みを背景に ライチョウたちの生活を間近で観察することができます。
ライチョウ Lagopus muta
外国 語の 表記 |
Ptarmigan 岩雷鸟 뇌조 |
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分類 | キジ目 ライチョウ科 |
分布 | ユーラシア大陸・北米・日本高山帯など |
保護 | 特別天然記念物 環境省(EN) IUCN (LC) |
国の特別天然記念物に指定されているライチョウは、本州中部の標高2400m以上の高山帯に分布しており、 地球温暖化などの影響を受け絶滅が心配されています。 羽の色を季節により変化させることで天敵から身を守り、足先まで羽毛に覆われ、雪山を歩く時にかんじきの役目を果たしています。 野生では高山植物や昆虫を食べています。 白山では昭和初期に絶滅したとされていましたが、2009年にメス1羽が発見され、大きな話題となりました。 従来から展示している、北極圏に生息する亜種「スバールバルライチョウ」に加え、2019年3月から、日本のライチョウを公開しています。
左の写真は日本のライチョウのオス、中央の写真はスバールバルライチョウのオス、右の写真は羽毛の生えている足の画像です。