園内ガイド

　アフリカのサバンナや開けた森林にすんでいて、高木の葉や小枝などを食べています。木の葉や小枝を長い舌に巻きつけて口の中に運びます。一度胃まで飲み込んだ植物をまた口まで戻し、 再びよく噛みなおしてから飲み込む反芻動物です。当園で展示しているのは「アミメキリン」というキリンの亜種です。

現在はオスの「ジャンプ」「ジャジャマル」と、メスの「マリ」「アイ」の計４頭を飼育しています。

　サバンナで草を食べながら、小さな群れをつくって生活しています。サバンナシマウマのような大きな群れはつくらないようです。
　このグレビーシマウマは様々なシマウマの中でも、しま模様の線が細くて密であり、最も美しいシマウマであるといわれており、シマウマの仲間では最も大きく立派な体格をしています。
　現在でも生息地の開発や毛皮目的の密猟などによって、個体数は減少しています。
ときどき甲高いシマウマの鳴き声を聞くことができますが、とても馬の鳴き声とは思えない独特の響きですよ。

現在メスの「ホタル」、オスの「キサラギ」の２頭を飼育展示しています。

　名前のとおり、頬(ホオ)が白色で、頭頂部には金色の冠状の羽毛がとても目立つツルの仲間です。 別種である「カンムリヅル」は全体の羽毛が濃い灰色なのに比較して、このホオジロカンムリヅルは明るめの灰色をしています。 昼行性で昼間によく活動し、「アフリカの草原」では餌探しや羽繕いの姿をしばしば観察することができます。 雑食性で草の葉、果実や種子の他、昆虫などの節足動物や小動物などを好んで食べています。 ツルの仲間のほとんどは高い木の枝にとまることができないのですが、 カンムリヅルの仲間は足の指を上手に使って高い木にとまることのできる唯一のツルといわれています。

現在当園では3羽（オス2羽、メス1羽）のホオジロカンムリヅルを飼育しています。