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展示動物紹介

オーストラリアの平原 Australian Plains

オーストラリアの平原の写真

 オーストラリア大陸は数千万年前から、他の大陸とは隔離された状態であったため、脅威的な生物が入り込むことがほとんどなく、原始的な哺乳類であるカンガルーやコアラなどに代表される有袋類が、そのまま生き残ったのではないかと 考えられています。ここでは、オオカンガルーを展示しています 。

オオカンガルー Macropus giganteus

オオカンガルーの写真

外国
語の
表記
Eastern Grey Kangaroo
東部灰大袋鼠
동부 회색 캥거루
分類 有袋目 カンガルー科
分布 オーストラリア・タスマニア
保護 IUCN(LC)

 数頭から数十頭の群れをつくって生活している大型のカンガルーです。ご存知のとおりお母さんのおなかの袋の中で授乳をして赤ちゃんを育てます。オスは大きなものでは体重が60kgを超えますが、メスは20~30kg程度とオスとメスの体格差があります。植物食で、主として草を食べ、その他に低木の芽・若葉なども食べています。通常、前足、後足の4本足に加えて、立派な太い尾も支えにしてゆっくりと前進します。ピョンピョンと高速で跳躍するときは、前足は着地せずに後足2本のみを着地して素早く前進します。 またオスどおしが争うときは、尾を支えにして後足で相手の腹部をけったり、お互いに前足で殴ったりと、まるでキックボクシングをしているかのようにも見えます。暑い時間帯は木陰で休んでいることが多く、体温調節として両前足を自分でなめて唾液で濡らすことで、体温を下げている面白い生態も観察することができます。 全身の体毛が灰色であるため「ハイイロカンガルー」という別名もあります。

カンガルーのお母さんの袋から顔を出している子ども キックをくり出し力比べをしている様子 カンガルーのオス

時期によってはお母さんの袋から赤ちゃんが顔を出したとても微笑ましい姿を見ることができます。