動物たちが豊かに暮らすための取り組み紹介
キリン:ジャンプ・マリ
アフリカの草原に暮らすジャンプとマリ。長い首と長い舌をもつキリンが「キリンらしく」過ごせるような工夫をご紹介します。



キリンは草食動物の中でも木の葉や細い枝を食べるグループ。
首が長いので地面のすぐ近くに生えたものよりも高い木の方が好きです。また、首だけではなく舌も木の葉を巻き取ることができるくらい長いんですよ。
当然、日本の動物園で生まれたジャンプとマリも長い首と長い舌を持っているので、
それらを最大限に活用して食事ができるように高いところへフィーダー(給餌器)や葉のついた枝を設置しています。
ぜひキリンらしい食事風景をじっくりと観察してみてくださいね。
<担当飼育員からのメッセージ>
「舌を使う」というキリン本来の行動を引き出すため、フィーダー(給餌器)を設置しています。
屋外展示場では葉のついた枝を高い位置にぶら下げ、室内展示場には筒状のフィーダーが取り付けてあります。
キリンの舌の長さや、舌の器用さを近くで観察してみてください。