園内ガイド

展示動物紹介

 

ふれあいひろば Children's Petting Zoo

 

ふれあいひろばの写真

 

 ふれあいひろばは、動物たちをより身近に感じることができる場所です。マゼランペンギンやカピバラ、ミーアキャット(スリカータ)、プレーリードッグなどの小動物を、 子ども達の目線で楽しむことができます。またウサギとのふれあいを通して、動物たちの命をより身近に感じることができます。 動物との接し方についても、飼育員が分かりやすくお教えします。その他アルパカやポニー たちもゆったりと生活しています。 オカメインコやアキクサインコの手乗り体験もしていますよ。 ぜひふれあいひろばで様々な動物たちと触れ合ってくださいね。

   

アルパカ Vicugna pacos

 

アルパカの写真

 
外国
語の
表記
Alpaca
羊驼
알파카
分類 偶蹄目 ラクダ科
分布
保護
 

 南アメリカ大陸原産の家畜で、アンデス高原地帯では一年中放牧され、草や苔などを食べています。 豊かで上質な体毛を利用するために品種改良されたため、体毛はどんどん伸び続け毛刈りをしないと体毛が地面についてしまいます。 アルパカの体毛の色は白系、黒系、グレー系、茶系など4つに大別されますが、染色のしやすさから白色系がよく飼育されているようです。

水中を泳ぎまわるペンギンの写真 水中を泳ぎまわるペンギンの写真 水中を泳ぎまわるペンギンの写真

現在は、オスの「ホップ」とメスの「キャンディ」と、その子どものリリィ(メス)を飼育展示しています。

 
 
 

ウマ Ovis aries

 

ポニーの写真

 
外国
語の
表記
Pony
绵羊
조랑말
分類 奇蹄目 ウマ科
分布
保護
 

 体高147cm以下の小型のウマのことをポニーといいます。体は丈夫で力が強く、体重の2倍ほどの重さを引っ張ることができます。昔は農耕や炭鉱などで使われていましたが、現在ではペット用・乗馬などに使われています。

雪を食べるゲンキの写真 寒いので防寒着を着るゲンキの写真 特別な餌を食べるゲンキの写真

立派な体格で「ゲンキ」という愛称のオスのポニーです。

 
 
 

カピバラ Hydrochoerus hydrochaeris

 

カピバラの写真

 
外国
語の
表記
Capybara
水豚
캐피바라
分類 齧歯目 カピバラ科
分布 南アメリカ・パナマ~アルゼンチン北東部
保護 IUCN(LC)
 

 世界最大のネズミの仲間です。水辺の草原や森林で草を食べて生活しています。指と指の間には水かきがついているので、泳ぎが得意です。

カピバラの写真 カピバラの写真カピバラが泳ぐ写真

産まれた子どもはすぐに歩くことができ、数日もすると親と同じエサを食べだします。初めはうまく泳げないので親が背中に乗せるなどして手伝ってあげますが、すぐに親にも負けない泳ぎをします。

 
 
 

ミーアキャット(スリカータ) Suricata suricatta

 

スリカータの写真

 
外国
語の
表記
Suricate
狐獴
미어캣
分類 食肉目 マングース科
分布 アンゴラ・ナミビア・南アフリカ・ボツワナ南部
保護 IUCN(LC)
 

 砂漠地帯に10~30頭ほどの群れを作って生活をしています。巣穴で暮らしているので、穴掘りが得意です。2本の足と尾を使って、バランスよく立ち上がる日光浴ポーズ。その時もちゃんと見張りをしています。

檻の前に立つスリカータの写真 ドームの上に立つスリカータの写真 木に座って空を見上げるスリカータの写真

いろんなところで見張りをしています。飛行機や気になるものを見つけると、みんなで同じポーズをして見張る姿も見られます。

 
 
 

オグロプレーリードッグ Cynomys ludovicianus

 

プレーリードッグの写真

 
外国
語の
表記
Black-tailed Prairie Dog
草原犬鼠
프레리 도그
分類 齧歯目 リス科
分布 アメリカ中央部
保護 IUCN(LC)
 

 大草原(プレーリー)の中に巣穴を掘って生活しています。外敵がくると「キャンキャン」と鳴いて仲間に知らせることからプレーリードッグと名づけられたようです。

器用に前足を使ってエサを食べるプレーリードッグの写真 器用に前足を使ってエサを食べるプレーリードッグの写真 器用に前足を使ってエサを食べるプレーリードッグの写真

プレーリードッグはとても器用に前あしを使って食事をします。いしかわ動物園では乾草の他に小松菜やサツマイモなどを与えています。

 
 
 

カイウサギ Oryctolagus cuniculus

 

カイウサギの写真

 
外国
語の
表記
European Rabbit
家兔
집토끼
分類 重歯目 ウサギ科
分布
保護
 

 アナウサギを愛玩用などに品種改良したものをカイウサギといいます。ふれあいひろばでは毎日ウサギとのふれあいタイムを行っています。

カイウサギの写真 カイウサギの写真カイウサギの写真

産まれた子どもには毛が生えておらず、目も開いていません。出産前には母ウサギが自分のお腹の毛を抜き、一生懸命巣作りをします。

 
 
 

モルモット Cavia porcellus

 

モルモットの写真

 
外国
語の
表記
Guinea Pig
天竺鼠
기니피그
分類 齧歯目 テンジクネズミ科
分布
保護
 

 野生種を家畜化し、食用にもされていました。温和で比較的飼いやすいので、現在では愛玩用や実験動物として飼われています。 モルモットの行進の際には、一列に並んで進む姿をご覧になれます。

モルモットの写真 モルモットの写真 モルモットの写真

いろいろな鳴き声でコミュニケーションをとります。エサの時間になると入口に集まり、「エサちょうだい」と大合唱のように鳴きます。いろいろな毛色や毛質のモルモットがいるので観察してみましょう。

 
 
 

マゼランペンギン Spheniscus magellanicus

 

マゼランペンギンの写真

 
外国
語の
表記
Magellanic Penguin
麦哲伦企鹅
마젤란펭귄
分類 ペンギン目 ペンギン科
分布 チリ、アルゼンチン
保護 IUCN(NT)
 

 自然界では繁殖期以外は、小型の魚を水中でつかまえながら遠洋でくらしています。そのため泳ぎは得意で、オールのように翼を動かし、素早く水中を泳ぐ姿をガラス越しにご覧になることができます。

水中を泳ぎまわるペンギンの写真 水中を泳ぎまわるペンギンの写真 水中を泳ぎまわるペンギンの写真

ペンギンが泳ぐ様子は、やはり横から観察するのが一番でしょう。水中を泳ぎまわる姿を見ていると、まるで飛行機が飛んでいるようにさえ思えてきます。

 
 
 

アカコンゴウインコ Ara macaoi

 

アカコンゴウインコの写真

 
外国
語の
表記
Scarlet Macaw
五彩金刚鹦鹉
금강앵무
分類 オウム目 インコ科
分布 中央アメリカから南アメリカ
保護 IUCN(LC)
 

 体が全体的に赤い大型インコで、目から嘴にかけての顔には羽毛がなく、皮膚は露出しています。 大きな嘴でかたい木の実や種子を簡単に割って食べることができます。生息地では密猟により、絶滅の危機に瀕しています。

アカコンゴウインコの写真 器用に餌をつかんで食べるアカコンゴウインコの写真 アカコンゴウインコの写真

いしかわ動物園では、オスの「ガルゴ」とメスの「カンコ」を飼育展示しています。

 
 
 

アキクサインコ Neopsephotus bourkii

 

アキクサインコの写真

 
外国
語の
表記
Bourke's Parrot
伯克氏鹦鹉
추초앵무
分類 オウム目 インコ科
分布 オーストラリア
保護 IUCN(NT)
 

 原種はオーストラリアに生息し、植物の種子を主食としています。 全体的には地味な色あいですが、腹部の羽毛は桃色であり、品種改良によりその美しい桃色が全身に広がったような 羽毛のローズという品種や、その他いくつかの品種が作り出されています。

餌を食べているアキクサインコの写真 アスレチックにとまるアキクサインコの写真 手乗りをするアキクサインコの写真

全体が桃色の羽毛であるローズとルビノーという品種を飼育しています。おとなしくて静かな性質です。インコの手乗りにも登場しますよ。

 
 
 

オカメインコ Nymphicus hollandicus

 

オカメインコの写真

 
外国
語の
表記
Cockatiel
鸡尾鸚鵡
왕관앵무
分類 オウム目 オウム科
分布 オーストラリア
保護 IUCN(LC)
 

 オーストラリア原産で、ペットとして多くの羽色の品種があります。名前はインコですがオウムの 仲間で、頭に先のとがった長い冠羽があります。頬にオレンジ色の丸い模様があり、オカメの名の 由来となっています。

オカメインコの写真 餌を食べているオカメインコの写真 アスレチックにとまるオカメインコの写真

ふれあい広場で飼育している鳥の中で一番よく鳴いています。まるで歌っているかのように鳴き交わすこともありますよ。インコの手乗りにも登場します。

 
 
 

キエリボウシインコ Amazona auropalliata

 

キエリボウシインコの写真

 
外国
語の
表記
Yellow-naped Amazon
黄颈亚马逊鸚鵡
옐로우 네입 아마존
分類 オウム目 インコ科
分布 メキシコ南部から中央アメリカ
保護 IUCN(EN)
 

 メキシコ南部から中央アメリカにかけての森林に住み、おもに植物の種子や果実を食べています。体全体は黄緑色ですが、首の後ろに黄色い模様があります。近年は生息地の減少や密猟のために急激に数が減少しています。

キエリボウシインコの写真 キエリボウシインコの写真 キエリボウシインコの写真

現在オスの「バーディ」を飼育展示しています。気分が良いときは、おしゃべりしてくれることもありますよ。