展示動物紹介
カバの池 Hippopotamus Pond
コビトカバはジャイアントパンダ・オカピと併せて「世界三大珍獣」と呼ばれています。 またこの3つにウシ科のボンゴを加えて「世界四大珍獣」とよぶこともあります。
野生では3000頭位しか生存せず、絶滅が心配されているとても希少な動物です。 日本では他にも上野動物園、東山動物園、アドベンチャーワールド、ニフレル、神戸どうぶつ王国で飼育されています。
コビトカバ Choeropsis liberiensis
外国 語の 表記 |
Pygmy Hippopotamus 倭河马 애기하마 |
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分類 | 偶蹄目 カバ科 |
分布 | リベリア、コートジボアール、ギニアなど |
保護 | CITES(附属書Ⅱ)、IUCN(EN) |
コビトカバはアフリカ西部の熱帯雨林内にある沼や湿原などに生息する小型のカバで、 成長しても体長1.7m、体重270kg位で、カバのコドモほどの大きさです。 植物を食べて生活をしており、主として草、木の葉そして果実などを食べています。 カバと比較するとより陸上で生活する時間が長く、池の中でのんびりする時間は断然少ないようです。
現在は、メスの「ノゾミ」、オスの「ヒカル」、そして2021年に誕生したメスの「ヤスコ」 の3頭を飼育しています。