園内ガイド

ビオトープ紹介

ビオトープってなに?

ビオトープとは、ギリシャ語のbio(生命)とtopos(場所)とを組み合わせてつくった言葉です。一言で説明すると「生き物の生息空間」ということになります。ここはいろいろな生き物が人の手をかりないでエサを食べ、ねむり、そして子どもを育てることができる場所です。ただし、自然のまま放置しておけばよいのではなくて、ある程度は私たち人間の力も必要となります。

どんなところかな?

ビオトープの写真

調整池に流れ込む水路をせき止めて、4つの池をつくりました。ここでは石川県内でも希少となった水辺の植物を中心に保存していますが、四季を通じてトンボや野鳥などさまざまな生き物たちが訪れます。

どんな生き物が見られるの?

小松市内より移植した「アサザ」や「デンジソウ」などの水草類をはじめ、能美市内で見つかった「メダカ」や「ホトケドジョウ」などが繁殖を繰り返しています。また季節によっては「モリアオガエル」や「トノサマガエル」、「ヒバカリ」や「イシガメ」などをはじめ、さまざまなトンボたちの姿も観察することができます。

アサザの写真モリアオガエルの卵の写真トノサマガエルの写真

観察会のようす

ビオトープ観察会の写真毎年春と秋に行われる「ふれあいまつり」ではビオトープ観察会を行っていて、多くの来園者に水辺の生き物たちの姿をご覧いただいています。また、遠足などで来園される団体を対象にした野外レクチャーも行っていますので、ご希望のある方はお問い合わせください。
レクチャーなどのお問い合わせは:「動物学習センター」まで